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みんみん



 週末

土曜日。

所用で金沢に行く。
少し早めに出て久しぶりに買い物。まだあればいいけど、と思っていた品物にうまく遭遇する。うれしいな。

友達の友達がレンタルドレスのお店をオープンした。雰囲気のあるショップカードを頂いたので、オープン記念の内見会に友達と一緒に行く。
レンタルドレスというとチュールだのタフタだのといったイメージがあるけれど、このお店は違っている。お店はマンションの一室にあって、洋服好きの友達の部屋のクローゼットの中を見せてもらっているかのようだ。ワードローブにはエミリオ・プッチやTOCCAといった洋服、かわいいバッグやアクセサリーや靴。
「いったいどういう需要があるんよ」とりー氏は言ったが、結婚式(や二次会)によく呼ばれる人に聞くと、披露宴にはグループ単位で順番に出席していたりするので、手持ちの洋服だと同じものを何度か着ていくことになりがちだ。そんな時にセンスのいいレンタルブティックがあればいいのだが、まだまだそういったお店は少なくて・・・ということらしい。
披露宴に出席するなら私は和服を着ていくと思うが、しかしなかなかかわいい(しかも自分ではなかなか購入しないタイプの)洋服がいろいろあって、いちど借りてみたいような気にさせられた。いやー。



「○○さんは話がうまくないから」という言葉を聞く。
話がうまい/へたってどういうことだ?
(状況によっても違うけれど。)

周りを見ずに自分のことしか考えていない他人の姿はよく見える。
みっともないなあ、と思う。
でも周りを見ずに自分のことしか考えていない自分の姿は見えていない自分。



日曜日。母の日。
りー母には山梔子(くちなし)の鉢植えと、小さい盆栽(葉に赤い斑が入っている)。
母には60年代風スモーキーピンクの八重咲きクレマチス(品種名失念)。
花を贈るでもそれぞれの母の雰囲気というのがある。どちらも植物好きなので、たぶんこれからも贈るだろう。

母の日でも父の日でも誕生日でもクリスマスでもお中元でもお歳暮でもなんでもいいのだけれど、感謝と敬意を表すきっかけとしてうまくつかえばいいのではないかと思っている。ことさらに振り回されなくてもいいし、またことさらに否定しなくても。
大事なのは相手に対する自分の心だけれど、心は目に見えないから、しばしば形の力を借りる。どんな形(贈り物)にするか選ぶのは、見えない自分の心。

そしてクレマチスの葉っぱを早速食べようとするのい。すぐに植物の葉っぱを食べてしまうらしい。次回こそ猫草持参だな。

2003年05月11日(日)
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