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■ 秋の朝の花火
上がる。 運動会らしい。絶好の運動会日和、であるとはとても言えない。まあ出来なくはないという空。秋雨ではなく台風の影響で降ったり止んだり。 りー氏は自転車で出かける。行き帰りがたまたま晴れ間をぬった形になったのは非常にラッキーなことだった。
某日(今日ではない)。 りー氏と出かけて帰ってきたら、大家さんちの玄関に立派なかもうり(冬瓜。富山のばあちゃん風発音だと「かもり」)がごろごろ並んでいた。 どこかに送るのか。2つずつ段ボールの箱に詰められている。
〈かも瓜を二つ欲しがる人もなし(倚彦)〉っていう古い俳句があってさー。かもうり好きなんにー(形も味も)って思ったからよく覚えとるんだけど。 「でも2つ入っとったぜ」 そうだよねえ。 場所塞ぎであることはたしか。
今日。 出かけて帰ってきたら、玄関の新聞受け兼ポストにあやしい袋が入っていた。 なんのことはない、友人が刺し子のコースターを作って届けてくれたのだった。ありがとう。
夕方、りー氏と実家へ。福岡(筑紫野市)在住の叔母(父の下の妹)が来たので会いに行く。りー氏はこの叔母と初めて会う。 Hもいるのでにぎにぎしい夕食。懐かしい話いろいろ。悲しい話とか怖い話とかおかしい話とか申し訳ない話とか。 小さい頃のことを案外によく覚えている。人生最初の記憶がいつかはわからないけれど、保育園の頃なんてヨユーで覚えている。もちろん生活の全てであるわけはなく、自分にとっては特に印象的であると思われる事件だということなのだろう。そのへんの「切り取り方」には興味がある。どんな風に世の中(「世界」というとかっこつけすぎ)を見ていたのかが顧みられるようで。
秋に長崎に行く予定があるから、叔母ちゃんとこにも寄らせてね、と約束する。
のいは写真撮影を強要され、終了するたびにいつもにも増してすごい勢いで家中を走り回る。フローリングや廊下の板張りは滑るから、かなりまぬけな感じがする。 そういえば今朝、 「今日は何の日だと」 と訊いてきたりー氏。9月7日だから、んー、んー、んー、クナの日(答えになっていない)。 「のいの日」 のいに会えるから? 「うん」
2002年09月07日(土)
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