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みんみん



 縁側

ここ数日よいお天気が続いている。
昨日からずっと、家にいる時はいつも網戸をあけて、縁側が見えるようにしている。
暑いからという理由だけではない。

川べりに出来たカフェに行く。
エスプレッソを注文し、買ってきたばかりの本(や、出版社のPR誌)をながめ、手紙を途中まで書く。
並木が見えていいかんじ。地元のカフェにはいろいろ行っていると思うけれど、窓から見える風景という点では、1、2を争う心地よさかもしれない(りー氏によれば断然1番)。粟巣野のKAKI'S CAFE(拙宅での別名は「牛犬(うしいぬ)カフェ」。あるいは元祖「犬カフェ」)と首位を争うと思う。もっとも、両者のロケーションとお店のありかたおよびよさの質は違うから、どっちがいいかと悩むほどのこともない。
ただしせっかくの眺望も、店の真ん前に車を停めると台無し気味なのであった(りー氏談)。おしい。

犬を散歩させている人々の姿を見る。当たり前だけど、人間の周りにはいろんな動物がいる。当たり前だけど、私はあんまりよくわかっていなかったのかも知れない。

昨日は子猫用のえさを、今日は猫ミルクとえさ入れを買いに行った。
猫と生活した経験がないので、うちに来ているのがいったいどのくらいの月齢なのかわからないが、固形物(にぼしや子猫用ペットフード)が食べられるところを見ると、生後2ヶ月ほどにはなっていると思われる(ネットや本による調査の結果)。でもミルクも喜んで飲む。
猫とともに生活している人の言葉も、とても参考になる。
今は、彼あるいは彼女にとても大切な時期のようだ。
にも関わらず、相変わらず子猫との距離について考えつづけている。ほどほどの距離を保て、とりー氏に言われる。しかし。
もし今住んでいる家が賃貸でなかったら? −−飼いたい。
それは一致しているのだ。

毎日猫の話で。
他の話もと頭では思うのに。ごめんなさい、と言いたくなる。
日記で謝るというのも妙だけれども、読んで下さっている方に申し訳ない気持があります。猫の話が続いていて。ことさらにそう思うのも、たぶん、自分が揺れているからです。
実際の私を知る人は、こんな状態をきっと意外だと思うでしょう。
でもどうしようもない。
考えています。考えたからなんだっていうのだろう? 結果しかない気がしてならない。
もっと他に考えるべきこともあるだろうし。

明日は祖母と一緒に民謡大会に行く予定だったけれど(実家の近所に地元では有名な民謡の先生がいて、チケット2枚をいただいたのだ。小さい時によく遊んでもらったお姉さんのお父さんである)キャンセルになった。祖母の友人が行きたいとおっしゃったため。だから明日もいつもの日曜日のごとく、淡々と諸々の準備をしたりするだろう。
ちなみに民謡大会には、渋々のお付き合いではなく、自ら進んで行ってみたいと思っていた。ethnicなものごとには興味がある。だからすこーし残念、かな。
次回こそは行ってみたい。

2002年06月29日(土)
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