酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年01月16日(月) 『えんじ色心中』 真梨幸子

 なんと言うか、とてもデリケートな小説でした。そしていくつかのかなりキツメの辛口書評を拝見し・・・私はそこまでこの作品が悪くないと思っていることに気づきました。作者が仕掛けた罠も、悲しいラストも嫌いじゃない。だからって決して大好きだーvって言えるようなタイプのものではなくて。心にズーンって残るのですよね。悲しいなぁ、と言う感じ。ああ、せつないなぁ。

 人は、どうして生きるの。
 どうして、死んではいけないの。
 どうして、殺してはいけないの。
 生きる意味って。死ぬ意味って。殺す意味って。

『えんじ色心中』 2005.11.15. 真梨幸子 講談社



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