酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年01月15日(日) 『一週間のしごと』 永嶋恵美

 恭平は、拾い癖のある幼馴染・菜加に振り回されて生きていた。ある土曜日、渋谷に出かけた菜加は、あろうことか小さな男の子を拾ってきた! 誘拐罪に問われかねない菜加のため奔走する恭平と菜加の弟の克巳。ドタバタするうちに恭平の同級生・忍まで巻き込んでしまい・・・

 いやぁ、まさしくホロ苦い青春ミステリでありましたv 菜加の性格に問題はあるものの、恭平や克巳が振り回されてしまうだけの魅力がありました。こういう少し苦さの残る青春ミステリーってステキです。
 この本への感想を見てまわってて、タイトルの一週間がロシア民謡だと気づかされました。そうか。そうだよね〜。これに気づくと章タイトルの妙に唸ります。うむうむ。なるほどー。

「半分は当たってるけど、半分ははずれ。穴があいてるんじゃなくて、穴をあけてあるの」

『一週間のしごと』 2005.11.30. 永嶋恵美 東京創元社



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