酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年10月08日(土) 『アッコちゃんの時代』 林真理子

 バブルの時代、地上げの帝王と呼ばれた男の愛人となり、その後キャンティの五十嵐さんの妻となった女。二十歳そこそこの女の子が狂乱と濃厚な時代の象徴だった・・・。

 これはどうやら本当に実在した女性を描いているようです。主人公の美女アッコちゃんのマブダチの美女が故・尾崎豊夫人らしいことも興味深いです。あの時代のスキャンダルも散りばめられていて「へ〜」と思ってしまった。
 いいとか悪いとかよりも、したたかに逞しく美しいアッコちゃんが伝説となったのはうなづけるなぁ。こういう女性となら会ってみたいもの。

 けれども違う、違う、違うのだ。文字に書かれていることは正しくても、事実はまるで違う。文字はただの記号で、起こったことは生きている。死んでいる活字が、どうして生きて動いていることを描写できるのだろう。

『アッコちゃんの時代』 2005.8.30. 林真理子 新潮社



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