酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2005年08月08日(月) |
『いつか、虹の向こうへ』 伊岡瞬 |
柳原ジュンペイと石渡久則と村下恭子。性別も年齢もバラバラは訳あり同居人を抱える辞めデカの尾木。今回は酔っぱっらっている時に出逢った少女を拾ってしまう。高瀬早希。妙な少女の早希が来て4人の生活に変化が生まれる。そして早希を巡ったトラブルが発生し・・・
個人的には読み進めづらい文章だったのですが、内容がトッテモ魅力的でありました。過去に訳ありな人間たちが身を寄せ合って生きる・・・なんだかわかる気がしちゃうんですよね。そしてきっとそれは刹那的な関係で決して永遠に続くものではなく。だからいいんだよなぁって思えてしまう。それぞれの過去が浮き彫りになるところがうまい具合に登場します。中でも石渡さんは最高に素敵v ・・・なのに、先日テレビ化されたものを見たらガッカリ。そこまで内容をコンパクトに小さく纏めなくてもいいじゃないのー(怒)。配役ミスもいいとこだし。キャラクターを変えすぎ。あんな映像化失敗としか言いようがなくってよ。ぷんぷん。これだけの作品ならもう少しじっくり丁寧に原作を大切に映像化すべきでしたね。
明日になれば、と淡い期待が沸いた。 路傍で眠る我が身を、間違えてゴミ収集車がさらってくれないものか、と考えているような毎日は終るかもしれない。週に一度くらいは、酒を呑まずに眠れるようになるかもしれない。自分を必要とする人間がひとりでも存在するのだとしたら、その間だけは踏ん張ってみよう。
『いつか、虹の向こうへ』 2005.5.25. 伊岡瞬 角川書店
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