酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2005年04月01日(金) |
『反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク�后戞\佚聴疥� |
池袋のトラブル・シューターまことが関わる4つの事件。凄腕スカウトマン、一発屋の往年の大スター、ビューティフルなチャイニーズ、親に自殺された三人の若者達・・・ついつい深く関わってしまう、お人よしのまこっちゃん。
うーんと、石田衣良らしい切り口で現代の4つの問題を解決(と言っていいのかどうか疑問だけど)していく。池袋のキングや頭角を表し出世したサルたちの助けを借りながら。 この物語は、テレビドラマの配役のインパクトがとても強くて読んでいると、まこっちゃんは長瀬くんだし、キングは窪塚くん、サルは妻夫木くん、まこと母は森下愛子が浮かんでしまいます(苦笑)。あれってクドカンさんらしさてんこ盛りだったからなぁ。物語とドラマが響きあってる感じがします。 まことはモノ書きをしながら、事件解決していくのですが、昔のような荒々しさや若々しさは流石になくなってしまいました。物語の中で成長していっているのね。寂しいけれど。 4つの物語の中ではまことが孤軍奮闘する「反自殺クラブ」が心にズキズキ痛かった。筋と流れは読めてしまったことが残念。もうひとひねり欲しかった!
どれほどスタイルを変えても、知性とその体系は隠せない。
『反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク�后戞�2005.3.10. 石田衣良 文藝春秋
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