酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年04月02日(土) 『そのときは彼によろしく』 市川拓司

 智史は、アクアショップ『トラッシュ』を経営。そこへ美しい女性がアルバイトの募集に応募してきた。・・・ぼくは彼女を知っている、ぼくの中のデジャブ。智史を切っ掛けとして周りの人間が化学反応を起こしていき、そして智史は・・・

 いやー、やられましたな。市川拓司さんのタイトル落ちには参ってしまう。ここにこうくるのかーって涙がはらはらはら。登場する人物がユニークで優しくて不思議なファンタジィだと感じました。中でも智史の父親と母親は最高でした。つくづくこういう人たちに育てられたら、間違いなく素敵な人間の出来上がり。ただの恋愛モノでなく、人情モノでない。あなどれない展開を今回も読ませていただきましたv これの映像かも観たい気がします〜。

「ぼくは忘れない。それが残されたぼくらにできる唯一のことだから」

『そのときは彼によろしく』 2004.11.1. 市川拓司 小学館



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