酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2005年03月20日(日) |
『れんげ野原のまんなかで』 森谷明子 |
なんだって、こんな人気もないところに図書館など、建てたのだ?・・・なんて場所に秋庭市立秋葉図書館は建っている。気のいい大地主・秋葉のだんなのおかげだ。ここで文子は働いている。本を愛してやまない野瀬さんと日野さんにビシバシ鍛えられながら、なぜだか妙な謎に巻き込まれながら・・・
『千年の黙 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞した期待の新鋭が放つ、本好き、図書館好きに捧げる受賞第1作!と言う惹句に間違いはなく、本好きさんたちの心をぎゅぎゅっと鷲づかみv 読みながら北村薫さんを思いましたよ。なんとく通じる空気があると思うのですけど。小さな不思議な謎たちは、読んでる本好きさんたちも謎解きできる範囲のものばかりだし。図書館に住んでみたい思いは痛いほどわかります。うう、まじ住みたいー。館内整理くらいするからぁ(笑)。
共通の愛読書があるとわかると、人間、ずっと親密さが増す。
『れんげ野原のまんなかで』 2005.2.28. 森谷明子 東京創元社
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