酔陽亭 酩酊本処 いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。 DiaryINDEX|past|will
王寺ミチルは自堕落な毎日を送っていた。かつては劇団を主宰し、その少年のような風貌で女たちを魅了していたミチル。なにをしたいのかどこへ行きたいのかわからずただ緩慢と生きていた。そんなミチルはボロボロの羽根をつけた天使が見えるようになってしまう。その天使はどんどんと数を増していく。ミチルは自分の激しく情熱的な過去を知る人間たちから逃げ出し、異国の地を放浪する。行く先々で出会う人々。暖かなやさしさやちょっとした絶望。新しい力をすこしずつ溜め込んだミチルが再開したことは・・・。 |