酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2003年10月02日(木) 『海月(かいげつ)奇談』上 椹野道流

 天本の敬愛する師匠、河合さんが行方不明? 河合と同行していたエージェント早川は重傷を負い病院へ。そしてさらに怖しい出来事が天本を襲う・・・。

 森さん受難(笑)。森さんは敏生と出逢って人間らしくなったはいいものの、トラブル遭遇度が確実に着実に(?)UPしていると思う。そして今回はかわいいふりして敏生のどっきり大胆アプローチなどもあります。ふたりのボブボブ(ボーイズラブね)もパワーアップ!
 いやぁ、椹野道流さんの鬼籍通覧シリーズはシリアスに拝読するのですが、こちらの奇談シリーズは突っ込みどころ満載で笑えてしまう(あ、いい意味でですよ?)v 基本的にボブに興味も免疫もないからだと自己分析。どちらかと言うと百合系の方が・・・はっ。以下自粛。
 この海月奇談は上下巻と言う事で、下巻発売直前まで読むのを我慢していました。そろそろ下巻発売かな。さて森さんは今回の謎と敵にどのように立ち向かうのでしょう。下巻が待たれます。

 この世界は、そう悪いとこやない。綺麗なもんも、楽しいことも、ようけえある。

『海月奇談』上 2003.8.5. 椹野道流 講談社X文庫



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