酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEXpastwill


2003年07月19日(土) 『プレシャス・ライアー』 菅浩江

 詳子は、従兄の禎にいちゃんから頼まれたアルバイトでVR(バーチャルリアリティ)の世界に探し物に行く。天才肌で次世代コンピューターを開発研究している禎にいちゃんではプロ過ぎて見過ごしてしまうものを素人の詳子に探して欲しいと言うのだ。詳子が出向いた世界で、<アリス><ペッパー><ソルト>という不思議なキャラクターたちと遭遇する。<アリス>たちに阻まれながら、詳子は探し物に辿り着くことができるのか?

 にゃーん(泣き声)。面白いのですが、コンピューター等にまったく暗い私にはちょっと迷路に迷宮にぃぃぃ〜(笑)。でもおおまかな流れはちゃんとわかりましたよ(当たり前だ)v 
 こういう物語を読んでいると専門知識というのはすごいなぁ〜とただひたすらほへらーと感心してしまう。詳子も一応はそんなにコンピューターに明るくないおぜうさんと言う設定なのですけどね。
 菅浩江さんは、そんなに読み込んでいない作家さんなので、頑張って追いかけていきたいと思います。しかし考えてみると私はSFものって好きだったんだよな、と今更思い出したりしてました。

 YESかNOか。心の中のダイアログ。えいやっと選んでみてこんなにすっきりするのなら、きっと答えは正解だ。

『プレシャス・ライアー』 2003.6.25. 菅浩江 カッパノベルス



酔子へろり |酔陽亭酔客BAR
enpitu