酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2003年05月12日(月) 共犯マジック 北森鴻

 読んだ者の中から自殺が続出してしまう救いのない預言書《フォーチュンブック》、全国の書店は販売自粛の動きを見せた。しかし、長野県松本市にある本屋で在庫の中から出てきた《フォーチュンブック》を店頭に置き、売り切ってしまう。その時その本を手に入れた人たちがその後の人生においてさまざまに絡み合い、破滅していく・・・。

 この作品は、北森鴻さん的ある意味ホラーだと思います。だからたまに読み返してはうなってしまう。それぞれの事件が最後に編みこまれる時は、ぞーっとしてしまう。扱った事件の大きさには度肝を抜かれますが。なんにしても読ませてしまう作家さんです。
 北見隆さんの装丁も好みだわv

『共犯マジック』 2001.7.31. 北森鴻 徳間書店



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