酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2003年05月05日(月) プリズムの夏 関口尚

 僕と今井はとある映画館のチケット売りをしている松下さんにほのかな恋心を抱く。松下さんにどきどきしている僕たちは、あるサイト「やめていく日記」にはまる。彼女は“わたしはわたしをやめたい”と望んでいるようだ。ある日の日記を読んだ僕たちは、日記に書かれた状況に遭遇していたことからその管理人が松下さんではないかと疑問を持つ・・・。

 高校三年生の多感な少年が、悩み傷つく姿が気持ちよく描かれています。現実から逃げだしたい気持ちであるとか、神様はいないのかとか、救いってなんだろうとかなど、純粋な年代だけが持てる感情だと思う。
 去年の第15回小説すばる新人賞受賞作品だそうです。

『プリズムの夏』 2003.1.10. 関口尚 集英社



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