酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2003年04月19日(土) |
新本格猛虎会の冒険 有栖川有栖ほか |
9人の阪神タイガースファン(ではない方もいらっしゃるか)作家さんによる奇想天外なアンソロジー。しかも本格(大笑)。これはもう阪神ファン体質の方にしかおすすめできないかもしれません。 いしいひさいちさんと言えば、『がんばれ田淵くん』を思い出します。いしいひさいちさんはヤクルトファンだったかしら。まぁプロ野球を愛している方って気がします。いしいひさいちさんのイラストがとってもキュートなのですが、小森健太朗さんの『一九八五年の言霊』の《あとひとりッあとひとり!あとひとりッあとひとり!いつまでたってもあとひとり》イラストには大爆笑してしまいました。言いえて妙&描いて妙。うまいっ。 物語では、黒崎緑さんの『甲子園騒動』がぴかいちでした。和戸と保住の漫才探偵と助手コンビが久々。煙に巻くようなボケと突っ込みの応酬は小気味よいテンポ。往年の阪神のスター選手の名前がどんどこ挙がってくることも懐かしくも嬉しい。 あえて私も言ってしまおう。がんばれ、阪神タイガース!
『新本格猛虎会の冒険』 2003.3.28. 東京創元社 有栖川有栖/いしいひさいち/逢阪剛/佳多山大地/北村薫/黒崎緑/小森健太朗/白峰良介/エドワード・D・ホック
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