酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEX|past|will
久しぶりにタイトルに惹かれて手にして読んでみたご本。これはもう私にとっては大ビンゴ!でした。五條瑛(ごじょうあきら)と言う作家さんは、今の私の一番の注目作家さんですv この物語は、仲上孔兵という訳あり×いち男の周りで起きるさまざまな事件や問題を、仲上なりに解決していきます。この仲上という男がとても魅力的なのです。彼の部下のラリー・チャンの純粋さもとてもいい。 仲上はアメリカ国防総省の情報機関で働いていた過去があります。その過去からさまざまなお客様がやってきます。問題を抱えて。情報を握るものは世界を動かすことができるのだなぁと思いました。 短篇がリンクして物語は進み、短篇のどこかで姿をちらりと見せていた《君》が最後に登場します。この登場のさせ方と収め方が非常に心地よいのです。 今年は、五條瑛がマイブレイクになりそうな嬉しい予感。
『君の夢はもう見ない』 2002.10.30. 五條瑛 集英社
|