酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2003年01月20日(月) 13歳の黙示録

 中学教師、秋元千佳が受け持った問題のあるとされる少年‘升本幸雄’。このまだ幼い少年をそこまで屈折させた過去とはいったい・・・。
 私が、中学生の頃に俗に言う不良たちはいました。でも彼らに対応する熱血教師さんもいらっしゃって、悪いことをしたら平気でビンタされていましたし、それを体罰だと言う風潮はありませんでした。不良たちもその親たちも周りも、イケナイことをきちんと認識できていたからだと思います。今はなにかあれば体罰だとヒステリックに騒ぐ、もしくは常軌を逸脱した指導をする。そういう構図が垣間見れる気がします。勿論私の友人に何人も教師をやっている人たちがいて、そんな人ばかりではなく、ごくごく一部だとはわかっていますが。
 今回の『13歳の黙示録』は、本当に黙示なのだなぁと思い、神妙に読み進めました。物語としても言い方は悪いかもしれませんが、面白いですし。私は親になっていないので、大きなことを言えないのかもしれません。でも尊敬する母親の育て方を鑑みますと、親からの愛情いっぱいに育った人間はそうそう間違った方向へ進まないのではないかと思いました。

『13歳の黙示録』2000.8.21. 宗田理 講談社



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