酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
DiaryINDEXpastwill


2003年01月14日(火) 闇匣

 黒田研二さんの密室本、『闇匣』。まったくの暗闇で音しか聞こえない状況下で、人はどれだけずぶとくいられるのでしょうか。真っ暗闇の中でヘッドフォンつけて音だけで怖がらせるアトラクションを経験したことがありますが、想像力が増幅されてしまうのですよねぇ。
 物語は、妹の死と捨てた恋人の死の真相が、暗闇の中であばかれていきます。見えない真っ暗な闇と、殺人犯の心の闇。黒田研二さんらしい運びとラストだなぁと思います。面白く読めます。なんじ罪を犯すなかれ。

『闇匣』 2002.12.5. 黒田研二 講談社ノベルス



酔子へろり |酔陽亭酔客BAR
enpitu