酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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去年、仲間たちの『プリズンホテル』大絶賛につられ、どっぷりと浸ってしまった浅田次郎WORLD。あまりにもプリズンホテルシリーズが素晴らしかったため、今回『椿山課長の七日間』を読むことに少々おそれのようなものがありました。が、しかし、そんなおそれなど取るに足らないつまらない杞憂。素晴らしい物語でした。でろでろに泣かされてしまいましたけど。 たたき上げのデパートマン椿山和昭は、仕事中に突然死をしてしまいます。彼が気がついたのはあの世とこの世の間、中陰の世界。そこでデパートマンだった椿山と、やっぱり出てくる(笑)ザッツ任侠の男・武田勇と、聡明な少年根岸雄太くんの三人は現世で遣り残したことを果たすべく七日間だけ現世に戻ることになります・・・。 この現世に戻るために三人が守らなければならない決まりごとってのがなかなか深いんですねー。個人的にはリライフ・サービス・センターのマヤが超いけてますv サイコーvv 浅田次郎さん節というのは、こういうものなのかなと思います。必ず泣けます。今私を泣かせたら天下一品の作家さんかもしれないなぁ。考えることも多いし、人の優しさも心に染み渡ってきます。これぞ究極のオススメ本にございます。必読!
『椿山課長の七日間』 2002.10.1. 浅田次郎 朝日新聞社
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