大正時代の岡山で、妾になって親と妹の家計を助ける美しい姉の数奇な人生。 岩井志麻子さんの書く岡山が、やっと落ち着いてきた感じがします。今まではそれは違うだろうーって感じで読まずに入られないけれど、読むと辛かった。前作『がふいしんじゅう』くらいから、読んでいて息苦しくなくなりました。 岡山弁ってこうして本で読むと、淫靡な方言だなぁとあらためて思ってしまう。避けて通れない作家さんですね。『黒焦げ美人』 2002.9.30. 岩井志麻子 文藝春秋