青春の思ひで。

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2002年09月24日(火) 苺のショートケーキ

あたしの住む寮(もどき)では、お誕生日にケーキをくれます。

今年ももらいました。

苺のショートケーキ1ピース。



…………ケーキなんていらない。



あたしの住む寮(もどき)の規則はとても厳しくて。
箇条書きにしてみると。

・門限11時(東京で11時ってはやいです。。。高校生ですらもっと遅くまで遊んでるよ)

・友達の入室不可(男は論外。でも、女の子の友達も入れないなんておかしい)

・異性の家族の入室不可(父親もダメ。男兄弟もダメ)


…………つまりあたしの部屋に入れるのはママだけなんだよ。
(寮の中の友達は可らしいけれど、いろんな大学のひとが集まってる寮でお友達は作れなかったよ)


つまりだね。
ケーキをもらってもひとりで食べなきゃいけないわけなのです。


嫌だ嫌だ。
ひとりで食べるケーキなんて悲しすぎるよぅ。


ケーキなんていらない。
欲しくない。

大嫌い。大嫌い。
規則と言う名の牢獄に押し込めるこの寮(もどき)が大嫌い。

あたしに「孤独」を教えてくれたこと。
一生忘れないわ。

過剰に包んで包んで、外界とは繋がらないようにして。
守るようにして、傷つけている場所。

憎んでやる。



苺のショートケーキはあたしの孤独と憎悪の象徴。







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