青春の思ひで。
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あたしの住む寮(もどき)では、お誕生日にケーキをくれます。
今年ももらいました。
苺のショートケーキ1ピース。
…………ケーキなんていらない。
あたしの住む寮(もどき)の規則はとても厳しくて。 箇条書きにしてみると。
・門限11時(東京で11時ってはやいです。。。高校生ですらもっと遅くまで遊んでるよ)
・友達の入室不可(男は論外。でも、女の子の友達も入れないなんておかしい)
・異性の家族の入室不可(父親もダメ。男兄弟もダメ)
…………つまりあたしの部屋に入れるのはママだけなんだよ。 (寮の中の友達は可らしいけれど、いろんな大学のひとが集まってる寮でお友達は作れなかったよ)
つまりだね。 ケーキをもらってもひとりで食べなきゃいけないわけなのです。
嫌だ嫌だ。 ひとりで食べるケーキなんて悲しすぎるよぅ。
ケーキなんていらない。 欲しくない。
大嫌い。大嫌い。 規則と言う名の牢獄に押し込めるこの寮(もどき)が大嫌い。
あたしに「孤独」を教えてくれたこと。 一生忘れないわ。
過剰に包んで包んで、外界とは繋がらないようにして。 守るようにして、傷つけている場所。
憎んでやる。
苺のショートケーキはあたしの孤独と憎悪の象徴。
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