青春の思ひで。

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2002年09月22日(日)

えーっと。


とうとう20歳になってしまいました。


実はそんなに嬉しくもない。


というか嫌。


21日夜とか、もう時間が経つのが嫌で嫌でたまらなかった。


死にたかった。


お友達になら、「大人になるのなんか嫌ー」とか冗談めかして言えるけど。


親には言えないよね。


だって、喜んでるし。


嫌だ。嫌だ。


あたしが、もう「大人」だなんて。




日付が変わってしばらくは悲しくて悲しくて仕方なかった。

恋人は普通に連絡くれないし、拗ねてた。

そうすると去年の誕生日を思い出してしまった。

元彼が、日付が変わってすぐに電話をくれたこと。

「22日になってすぐにおめでとう、って言いたかった」

嬉しかったなぁ。

でも、あたしの人生のケチの付き始めはまぎれもなく去年の誕生日だ。

幸せな気持ちはあっさり凍る。


求めすぎるのがよくないのかな。

去年も。今年も。


20歳になって初めて聞いた声は。

117の時報を告げる機械音声。


朝になっても連絡は来ない。

わざわざ仕事を休んでるのに、今日の予定はどうなるんだろうって思った。

耐え切れなくなって自分から電話した。


昼過ぎに逢う約束をしても、暗い気持ちは晴れなくて。

堂々と30分遅刻していった。


電車に乗っていても、下を向いて、たぶん泣きそうな顔をしていた。


死にたいなぁ。


20歳になったのも嫌だし、何もかもが嫌だった。


「どうしちゃったの?」

悲しそうな声で。

申し訳なくなった。


でも、一緒にいたら、少しずつ鬱が晴れた。

プレゼントをくれた所為もあるのかも(笑)。


アナスイの紫の蝶のブレスレット。


たぶんあたしと付き合う前はアナスイなんて知らなかっただろうに。

「アナスイだったら紫色のがいいでしょ?シルバーとかならわざわざアナスイにする必要もない感じしない?」

だって。

明らかにあたしに洗脳されてる(笑)。




ごめんね。

あたしはまだ信じきれないんだ。

だからほんの少しのことでも不安になるんだ。

「君」に一番に「おめでとう」って言って欲しかった。

そんなことくらいで、鬱になってごめんね。




死にたい、死にたいって書いたけど。

生まれてきてよかった。

生きててよかった。

ありがとう。


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