│←私ハ モウ 死ンデイル→│
生きているのだと感じる。 平日は病院通いが続き、電話がいつも留守電、 今まではドアに鍵などかけなかったのに 最近はいつも 鍵がかかってる。
煩わしい事など 全部捨ててしまいたい衝動に駆られて 自分が大好きな人の前で 薬をいっぱい飲んで 走り去る夢を見るけれど増殖する鏡。私を見つめる椎名林檎。太陽の夏、やわらかい三日月。 桜の前で微笑む君。
やっぱり、この世界しか、私には無いのかな。 生きたい私と 死を求める私 が居るこの現実の世界しか。 手放したくない現在と 薄めたい過去が在るこの現実の世界しか。 ただ、一人きりじゃないから。 無用なモノは、ないと言い聞かせる。
でも、こんな、どちらにも傾こうとしない 宙ぶらりんの精神状態のままぢゃ、 いつまで経っても前へ進めない。 死か生か。
どちらも選ばなくても、勝手に決められているというのに。 だからこそ、どちらにも傾きたくないんだ。
腕が痒いです。§2003年07月30日(水)§ |