Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2003年03月14日(金) 朝日新聞

日頃、朝日の悪口を、言っていながら、現金なもので、
せこせこ、数十分の道のりを、歩いて、行って来ましたよ。
朝日新聞小石川販売所、までさ。

この道のり。たしか、椿姫の告知の時が、初めてだったなーと。
あれから、もう、1年が、過ぎるのか。はやいですね。
余命1年なら、もう、死んでいるのか、わたしは。

ほんとうに、いろいろことがあった、1年です。
けっこう、充実していたと、思います。仕事も私生活も。


と、わたしのことは、どうでもいい、朝日新聞。
今回は、読売新聞とは違い、ご当人のインタビューは、一切なし、です。
さっそく、読んでみました。



まず、タイトル。
”くさなぎくんって、スゴクない?” と、同意を求めるかのような、この言葉。

あまりに、的確で、わかりやすく、苦笑。
そうですよね。驚いちゃいますよね。最近の、彼。


”くさなぎくんって、すごい!””くさなぎくんの、すごいところ”
こんなタイトルだと、一般読者の方は、すっとばしてしまうかも、しれません。

”スゴクない?”

最近、くさなぎくん、いいなぁー、と、思っている人は、興味を持つでしょうし、
そうでもない人でも、”そうなの?”と、思わず、読んでしまいそうです。
やっぱり、タイトルも、大事なのだと、再確認。


しかし、FANだって、驚いてます。

”黄泉がえり。26億” すごいんだか、なんなのか、さっぱり、わかりません。
他の日本映画は、どうなのでしょう? 詳しい方、解説、願います。
てっきり、”13階段”までの、つなぎだと、思っていたのに。

”ボクの生きる道”
これも、好成績のようです。
FANが言うのも、なんですが、台本が、いいからだと、おもっていました。
くさなぎつよし主演は、それほど、威力があるように、思っていませんでした。


”いい仕事に、恵まれたね”

そう、思ってましたし、FANであるから、つよしくんの演技には、
もちろん、注目していました。すばらしいとも、思ってました。
しかし、まさか、一般の人まで、そう思っているとは、気づきません。

また、いっしょに、お仕事を、されている人に、
そこそこ、認めてもらえているだろう、くらいは、思っていました。
真面目に、仕事をする方でしょうから、好かれては、いると。
しかし、まさか、そこまで、言っていただけるとは、思ってもいませんでした。



僕の生きる道の、演出家の方
”あの役は、彼でなければ、臭くなったと、思う”

”ハマリ役だよね!”
会社の人から、そう言われ、なんとなく、不愉快。
”くさなぎ、だからさぁ〜、ああいう役、似合っているよね”
そんなふうに、受け止めてしまい、思わず、不機嫌。

”つよしくんは、ソレだけじゃ、ないんだよ!”
FANである、自分の方が、つよしくんを、よくわかっていると。
そう、思い上がった、自分が、いたようです。



”くさなぎくって、スゴくない?”

シンプルに、そして、ストレートに。
それが、タレントくさなぎつよしの、今の、評価。


熱烈なFANが、どう思っているかは、それほど、問題ではない。
圧倒的多数の、一般視聴者の方の、意見が、全てを、左右してしまう。
それが、お金を生み、次の仕事への、ステップと、なる。

彼らは、視点に、フィルターが、かかっていない。
FANだから、見える部分も、あるだろうが、
特に、興味が、なかったからこそ、見える箇所も、あるでしょう。
そして、それが、タレントとしての、彼の総体的な評価、と、なる。



”ソレだけじゃない”

確かに、そうも、思う。
しかし、ソレは、言葉にしても、きっと、伝わらない。
彼が、体現してくれない限り、世間には、絶対、見えてこない。



まだ、28。やっと、つぼみが、ひらきかけた。
SMAPという、美しい花の中で、一番最後に、開こうとしている、花。

今、世の中が、その美しさに、注目、しはじめた。

我々は、その花が、美しいだけでなく、毒をもっていると、予想している。
しかし、犯されてみなければ、毒があるかどうかは、わからない。
そして、その毒に、どんな症状があるのかも、また、未知数。

くさなぎつよしという花が、開花、しきったとき、
世間は、どのような、判断を、下すのか?




”いつの時代も、支持者がいる”

わたしは、くさなぎつよしのような、他のタレントを、知らない。
なんとなく、な、支持者の方の、感覚も、わからない。
昔は、自分も、そうであったのだろうが、
今のくさなぎつよしと、昔のくさなぎつよしは、明らかに、違うと思う。




”最近、見ているドラマは、僕の生きる道”

当社の専務が、朝の訓示で。
その日、わたしは、センター直行にて、くわしい内容を、しらない。
専務は、社長の弟で、いわば、我社の、副社長に、あたる。


”ボク生き、見ているんですってね”
”うん、見てるよ。木村君のドラマも、見ているよ。
ボク、すまっぷ、すきなんだよね”

先日の昼休み、直接、尋ねてみた。
てっきり、たまたま、目にして、話の内容が、気に入ったのかと、思っていた。



”どうして、すまっぷが、すきなんですか?”

しりたくて、聞いてみる。
多分、60過ぎの、専務は、人当たりのいい感じの、おじさん。
社内では、すまっぷFANとして、有名な、わたしの、
”どうして?”の、質問に、ちょっと、意外そうな顔を、した。


”うん。彼らね、すごい、がんばって、いるでしょう?
そういう人を、見ているとね、とても、いいな、って、思うんだよ。
だから、ボクは、すまっぷが、すきなんだよね”

元教員で、現在は、経営者である、彼らしい、考えだと。

個々のがんばりが、会社を発展させていく、と、毎度毎度の、朝の訓示。
末端社員としては、よくもまぁ、毎回毎回、同じような内容を、
手を変え品を変え、話せるものだと、さすが、もと教師だ、話がうまい、と。

給料の安さへの、反発心から、そんなふうに、思っていましたが、
でも、やはり、専務のおっしゃることは、真実だと。

ヒラ社員も、経営者も、それぞれの立場で、がんばらなければ、
会社は成り立たないし、倒産してしまう。
つよしくんだって、がんばらなければ、世間に、忘れ去られてしまう。



”がんばっている人には、応援したくなる”

それが、世間から見た、くさなぎつよしの評価、なのか?
そして、その注目に、満足いくものを、与えられるタレントであると、
世間の人が、気がつき始めた、と、いうことなのだろうか?


ここ最近、映画・ドラマと、FAN以外の人の感想を、耳にする機会が、増えている。
FANとしては、単純に、うれしい! というだけでなく、
そこからまた、あらたなる、くさなぎつよしの魅力を、みつけられると。
FANの視点だけではない、そういう目線も、備えられるように、なりたいです。



追伸

”キムタクたちは、スペクタルだとすれば、くさなぎくんは、環境”

はっきり、言いましょう。
どういう、意味ですか? さすが、演劇評論家。ものすごく、わかりにくいです。


まず、不思議なのは、キムタクたち、って、木村さん以外は、ダレですか?
嫌味じゃなくて、ほんとうに、わからない。
また、スペクタクル、って、どういう意味?
思わず、辞書で、しらべちゃいましたよ。


spectacle→(目で見た)光景・壮観・見せ物・見苦しいありさま
goo(英和辞典より)

ぜんぜん、わからない!
それに、対して、つよしくんは、環境? ですか?
芸術家にありがちな、言葉のイメージで、語っていませんか?
しかし、評論家、でしょう? もうちっと、わかりやすく、説明してよ〜。


ないアタマで、けんめいに、意味をたぐる。
そして、なんとなく、こうかな? な、考え。
キムタクたち、の、複数形は、この際、置いておき、
木村さん、ひとりに、絞り込んでみる。


”木村拓哉は、スペクタクル”

木村拓哉は、壮観で、見せ物。(言葉は悪いが)
なんとなく、人工的な臭いを、感じます。

それは、つくられた、かっこうよさ。

いえ、操作されたイメージ、という意味では、ないですよ。
あくまで、木村さん自身が、演出している、かっこうよさ、という意味です。


木村さんは、かっこういい、かっこわるいの、判断に、優れた人だと、思います。
そして、かっこういい! と、思うものを、きちんと、自分の中に、
取り入れることの、出来る方だと、思います。
だからこそ、あそこまで、かっこいい男性に、なれたのでしょう。
まさか、生まれながらに、かっこういい人なんて、いやしませんよ。

だからこそ、あのかっこうよさは、人工的で、つくられたもの。
木村拓哉が、木村拓哉を、作り上げた。そんなふうに、思います。
自分をプロデュースする、なんて、すごいことです。



そして、くさなぎつよしは、環境。なんとなく、植物などの、自然のイメージ。

風がふいたから、なびいてみましょう。
重力にしたがって、下に流れて、いきましょう。
興味が湧いたら、そちらへ、ふらふら。
後先考えず、そこらかしこに、不規則に、生息しまくり。

まわりに合わせて、ムリをしない、イメージ。
壊そうと思えば、簡単に壊せる、その危うさ。
でも、気がつけば、なくては、ならない、大事な存在。

”いっしょにいる”
そんなふうに、思わせてくれる、存在。

ムリして考えましたが、みなさんは、いかがでしょうか?



”5人いるでしょう? でも、それぞれが、個性があるんだよね。
そして、それぞれが、それぞれに、りっぱにやっている。
それがね、いいな、て、思うんだよ”

世間の評価。

FANであるわたしには、うれしく、わかりやすくもあり、
そして、わかりにくいものでも、ありますな。



追伸2

朝日新聞。1部余計に、購入いたしました。
ほしい方は、メールでご連絡ください。着払いになりますが、お送りします。
申し訳ありませんが、この件。一見さんは、お断りです。


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