箱の日記
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キミドリ
ギターを置いてきたけど 頭の中で繰り返すから 間違えたりしないし 歌だって歌える 僕はまんなかの席に座って 君のいる場所からはわからないだろうけど、 座席にくくりつけられて 安心しているよ
地球の遠さや 春に咲くキミドリたちの 「うん」 とか 「ねえ」 果てしないのは 腕につけた頑丈な時計のそれじゃなくて 地球とは反対側に向いた えいえんの窓
笑って手を振った君の 細いカラダは サヨウナラ 思い出したよ
始まりの曲 真ん中の それは一人きりの席で 僕はほっとしている
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