箱の日記
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2005年02月25日(金) 透明な足





透明な足



雨上がりに跳ね返るプラチナ

その坂をのぼったら、どこまでもつづく道のはじまり

残り少ない時代遅れ  の午後  のもう少しだけ

わたしとか、透明の足どりのひとたちは

何も言わないで歩き始める

肩を抱いてくれる

ありがとう

名前は?



わたしも名前はないのだから

照らすうちに、ほら

降りていこう

もうちょっと先まで 






  


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