箱の日記
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おやすみ
日記て楽だね ただ書いてさえいればそれなのだから ずっと砂嵐を見ている こんなのは砂嵐というほどのものじゃない ぐちゃぐちゃ ランダム 自然が作り出したものなんだねある意味 風の強さだとか太陽のフレアだとかいいつくせないくらいの 数々 車が騒音を立てて走り去っていくのだって自然だよ ここらに生息する生き物の営み 穴あき洗濯機の横たわる風がこないすまいは 捨て犬が子供を産むところだ 粗大ゴミの回収が有料になったおかげで 彼らは当分いられるだろうさ その犬たちが純粋だと本当に思うの?
この砂嵐の中にはやっぱり 何か映っているみたいなんだ 連写されていくノイズ 白と黒がたたきつけられて僕の目が痛いという 心理学のテストみたいにどう 浮かんでくる? あきれて妻は眠ってしまったよ いつものことなのにさ 体脂肪を減らすっていう薬を飲んだら 僕も眠るよ いったい 何と余分なものばかりなんだろう
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