「人間」菅井優児
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2003年10月04日(土) 愛しの白鳥庭園

昼から出掛けよう、っつー事で。

ウーコさんの携帯の機種変更をしに新瑞のDOCOMOショップへ。

客は誰も居ず、たるそうな茶髪のバイト姉ちゃん達が5人ほど雁首をならべておりました。

客が入ってきたにも関わらず、居住まいをただす様子は微塵も無く、下らないおしゃべりをしてます。
これでお金をいただけるのだから、本当に日本はいい国です。

そうこうしているうちに、ウーコ嬢は変更をすませた。

さて、どこに行きましょう。

天気も良いので、白鳥庭園に出掛けようという事になりました。

1年ぶりです。

芝生に寝そべって青空を動く雲をぼんやりと眺めていました。

マイスコープの歌詞にある、
「ここは立ち並ぶビルの真ん中に不自然に構えた美しい庭」
とはまさにここだったりします。

うまい事を言ったもんだと、自分を誉めたりもします。

しばらくして、池の方に移動。
数匹の鴨と数え切れない程の鯉がいました。

鯉のエサを購入し、与えてみる。

数百の鯉がわらわらと群がる、群がる。
その凄まじい光景は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思わせる。

鯉のエサやりに夢中になっていると親子連れ2組が近づいてきた。
そこの子供が一言、

「おじちゃん、あっちにも鯉がいるよ」

その一言にウーコは大爆笑。

「おじちゃんじゃなくておにいさんだよ」
 と、俺がやさしく教えてあげるも

無視。

そのガキ、もといお子様の親が子供に向かって、

「おにいちゃんって言わないと聞いてもらえないよ」

その言い方も腑に落ちなかったが、そのもう一組の親が一言。

「まあ、この子達からしてみればおじさんかもね・・・」

それにはカチンときて、鯉のエサをその親子の口に無理矢理詰め込んでやろうと思ったが、
目の前の数百の鯉達が口をパクパクさせて待っていたので、多少それに癒されて、
近頃流行りの衝動的通り魔に成り下がるのだけは避けることができた。

エサも尽きて、何もやるものが無かったので水面に指を近づけてみる。
それでも一応食いついてはみるが、食べ物ではないと分かるとさっさと遠くへ引き上げて行ってしまった。

所詮、魚だ。

そして閉館時間となり、無理矢理追い出される。

また来よう。


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