「人間」菅井優児
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知り合いの某社長が引越しをしたそうなので、引越し祝いを持ってウーコと一緒に行く。
おおよその場所は聞いていたが、詳しい場所はわからない。
おそらくその新居があるであろう近辺をウロウロ。
電話をしてみるが一向に繋がらない。
道路脇に車を寄せ、その付近を歩いて探す。
ウーコが「これじゃない?」と指差したのは薄暗い雑居ビル。
3階部分が明るかったので、確かめに行く。
2階部分に上ると、ガラクタが積み上げられていた。
さらに上へ。
ゴミなのかオブジェなのか理解できない物が山積している廊下。
一つの扉が開いていて、そこから人間とも獣ともとれない呻き声が聞こえている。
あまりにも恐ろしくなったので、今昇ってきた階段を急いで駆け下りた。
あきらかに間違い。こんな所に引っ越して、「快適だ」というのなら神経を疑う。
俺一人をこんな目に逢わせたウーコに当り散らす。
そうこうしているうちに某より連絡が入る。
全然場所が違ってたみたい。
無事、新居に到着。
わあ、確かに快適だ。
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