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日々のモエログ

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2005年08月24日(水)
『プロデューサーズ』序章「うれしはずかし初出待ち☆(を見学した)」

誰にも頼まれてませんが、プロデューサーズレポ、序章からはじめてみます。





8月12日、プロデューサーズ初日の前日。偶然青山劇場の前を通ったことは以前日記に書いた。
その時の話だ。

青劇前にマタタビフタタビ現れた安いベガス(コラ)にひとしきり大爆笑し、その場を立ち去ろうとしたその時だった。
車の出庫入り口の前に数人の人だかりがあった。
ナニ!?あの方々はヲ友達…!?もしかして、コレが噂の出待ちってヤツ?!
と初めて見るその状況に色めきたった私と友人@プロデューサーズも一緒に行った。



そんで食事後、どうせコーヒー飲んでもうひと喋りしようと思って所だったし、喋るならどこでも同じだし、それに、もしもアナタ、タダで見れるんなら(コレ重要)こんなラッキーなこと…!ということで、人生初出待ち体験を敢行することに!

でも、そこは所詮凡人。恥ずかしいから、本筋からは少し離れたところで待ちましょう、と、ちょうどいいベンチのような所に座り込んだ私と友人。
ま、いわば、出待ちの人を見るような格好ですが、そこはまぁ雰囲気で。

時間は午後9時45分くらいか、よし10時まで!と言ってたら、全然別のこと話し始めたら盛り上がっちゃって、気付くと10時10分を過ぎていた。
んでもって、明日も朝8時から仕事だし(その時ワタクシ、ステキに7連勤中だった)、ヨシ!10時30分まで!と決めてまた喋りはじめた。
で、10時20分頃だったか、それまで何度か出庫合図と共に車が出て来ても見向きもしなかったヲ友達の皆様方が急に色めきたった。
そして突如嬌声を上げながら駆け出す。
え!?出庫合図も鳴ってないのに!?てか、どうしてそっちに!?と思って、我々も急いで立ち上がる。ヲ友達の駆け出した方向を見た。


するとそこには、背筋をピンと伸ばして、颯爽と歩く一人の女性がいた。
ありえないくらい細い。
そして、そのお姉さんに群がっているヲ友達の皆様。
え。アレって…。






そう、彼女たちは、ヲタはヲタでもヅカヲタの皆様方な訳でした…。


そして、駆け寄るまでは嬌声をあげていたものの、駆け寄って周りを取り囲むと、静かにお姉さんを見守る彼女たちに対して、車に乗り込む直前、軽く右手を上げて手を振るヅカのお姉さん(昨日舞台見たのに、未だ名前知らず)。
その姿がさー、とってもとってもカッコよかった…。うっかり惚れてしまいそうになった。つか、惚れたし(笑)。

なんてことは、後になって思い出していえることで、その時、私と友人は二人で愕然としていた。
ヲタはヲタでも違ったのか…と。
ジ☆ニ〜の惑星のヲ友達だと思っていたら、ヅカ惑星のヲ友達だったのか…と。



が、呆然とその場に立ち尽くしていたその時だった。
突然、すぐ近くで出庫合図のビープ音が鳴り響く。
反射的にふっと見る。すると、私と友人がぽつんと立っている前を、いかにも、な、後部座席ガラスに黒いシートの貼ってあるワゴン車が通り過ぎる。




…。



対向車線のライトで偶然見えた、車の中の後部座席の横顔はソレっぽく見えなくなくもなかったけれど、実際どうだったのかは分からない。
しかしアレがそうだったとしたら、ワタシら、もしかして世界で二人きりの出待ちなのか?!いやいや天下のジ☆ニタレ、いくらスタア不在でも、そんな出待ちが二人なんて(しかも超冷やかし組)、正直それはちょっとかわいそうじゃないですか、と、ずっと話は堂々巡り。真相は藪の中。



しかし、友と二人で爆笑したことは確かだ。
この話、どうオチがつくんだろう、と言っていたら、あまりにキレイに話が落ちて、我ながら感動だった。



そんなこんなで、何かが起こりそうなプロデューサーズの初日前日の出来事だった…(大げさ)。





--------------続く。