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日々のモエログ

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2003年08月06日(水)
■8月男子鑑賞月間!VOL.3「松田龍平@ナインソウルズ」

先週末、「豊田利晃 A soul pain night」と銘打たれた企画で、豊田監督の映画2本をオールナイトで観てきた。
大変だった。 この企画、 松田龍平坊ちゃん主演「ナインソウルズ」の公開記念で行われたらしいのだが、アナタ、何が大変て、龍平坊ちゃんが舞台挨拶にやってくるんです!!!
彼についてはここ何年間も、「御法度」のイメージしかなかったので、「きっぱりナシ!」だったのですが、約1ヶ月前「恋愛寫眞」を観て以来、ワタクシコレが「アリ」になってしまいまして・・・(照)

と、もう。生で見る龍平坊は。

美人さん!もう、めさめさめさめさ美人さん(熱弁)!
(熱弁している割に、ボキャブラリーは貧困。)


しかし、龍平坊。
何がいいて、普段はクールな顔をしているんだけど、何かの折りに小さく見せる笑顔。 その対比がもう、たまりませんでした。

「アリ」になって1ヶ月のワタシですらこんな感じだったので、「御法度」の時からずっと龍平のことを見守っている友人は「ふわぁ〜!ふわぁ〜!」と、それもう人間の声じゃないでしょう?という鳴き声を上げていた。
そして映画の感想。
レビュウにもあったのですが「あ〜、アタシ女でよかった!」という感じ。
もちろん、満足はしました。でも、「サマーヌード」のようには、人には薦めん(笑)
好き嫌いがあるだろう、というのが一番大きいけど、「何で1800円(1000円)払って、こんな救いのない気持ちにならなきゃいけないの!?」と言われるのも嫌なので(笑)
あ、でも伊東美咲のナイスバディと板尾さんの「羊はええでぇ・・・」はオススメ。



しかし。ここまで来る道のりは、本当に大変でした。
なんたってアタシャ、生龍平を見るための整理券をゲットするため、○時間(情けなくなるから詳細は書かない。)並んだんですから・・・しかも、友人は仕事が休めないから、ということで一人で。

「そんなに早く行かなくても大丈夫よ。龍平にはそこまでゴリファンは居ないと思うから。」
と友人は言うけれど、悲しいかな、いつもの癖で早く行かなければ!と思ってしまう。
んで、○時間前に行ったところ、大体30番目くらい。
男女比は2:8くらい。全体的にみなオシャレさん。男子は龍平坊を意識している輩数名、女子は上はキャミ、下はスカート+Gパン多し。そして、これを忘れちゃいかん。相対的にみな若い(涙)

後ろの坊二人の「オレ今年の夏免許取り行ってんだよ!」「マジ?いいなぁ。オレも取り行こうかなぁ。」「アレだぜ?合宿だったら今からでも間に合うぜ?」という会話を、免許更新をもう3回も済ませた私は、薄涙を浮かべて聞いておりましたぞよ。ヨヨヨヨヨ・・・。

でもねー。そんな中でも心和むことも。前に座っていたカップルの嬢がすごくいい人で。(しかもVERY美人さんと来たモンだ!)

「お一人じゃ大変でしょ?荷物見てますから、ちょっとお散歩とかどうですか?」
とか言ってくださって。 お言葉に甘えてコンビニ行ったりしてたんですが。
その、前にいた嬢が彼氏と話していた内容に衝撃的内容が!!!

彼女「なんか、V6好きだった頃思い出す。こうやって並んでた。」
彼「え?並んでたの?」
彼女「うん、並んでた。すごく好きだったんだー。」



え!?
このお嬢さん(くどいようだがVERY美人)が、かつて我らがお友達だったというのですか!?




・・・・。

ちょいとちょいとファミリークラブさんよぉ!
こんなキレイな嬢には、年会費無料で、ファンクラブ永久会員になっていただくべし!!

コンサート事務局さんよぉ!!!
こんなキレイな嬢には、毎回コンチケ、アリーナAブロを送り続けるべし!!!

そしてコレを一番、声を大にして言いたい。

ちょいとちょいとブイロクさんよぉ!!!
私のような頭オカシイのを新規開拓するよりも、こんなキレイな嬢の心が離れないよう努力をするべし(絶叫)!!!

本気でそう思ったっす。全く。
こんなキレイな嬢、ブイロクワンフーの中にもそうはいないと思われ。失ったモンは大きすぎるのぉ・・・なんて、こんなところに来てまでV6について大きなお世話、思いを馳せてみた。

んで、何だかんだしつつ5時間過ぎ(ギャッ!書いちった)30番代の整理券ゲット。

2時間後が集合になっており、再び集合場所へ行くとそこは濃い濃い空間が。整理券番号とそこに並ぶ人々は、こんな感じでございました。(祐調べ)

■1〜19番:本気ゴリゴリ龍平ファン
■20〜39番:本気ゴリ龍平ファン
■40〜59番:本気龍平ファン

おそらく、200番代くらいになってはじめて一般映画ファンがやって来るんだろう。そしてうっかり本気ゴリファンの間に入ってしまった私と友人は、軽くどころじゃない龍平が憑依している坊や、会場入りして、一瞬見えた龍平に絶叫する嬢に囲まれながら「どこの世界にもヲタは存在するんやなー」と妙な感慨を持ちつつ、開場時間を待っていた。
(友人は途中から、整理券番号に見合ったゴリファンぶりを発揮しはじめていたが。)
しかし、前の回を見た人は驚いたはずやぞ。映画見終わって感動してロビーに出たら、そこに龍平本人がおるんやもん(笑)

なんて微笑ましい私の感慨も、すぐに悪夢へと変わる。
整理券番号30番代という番号に相応しく、前から4列目のど真ん中に座った私と友人。その私の横に座った女性二人が、おそらく本気ゴリゴリワンフーだった。
詳細を書くと、もしももしも、このイベントに参加されていた人が読まれてたらすぐにわかる人なんで詳細は割愛しますが、この二人(特に私の横に座っとった人)ホントすごかった。
不肖アタクシ。会場中で一番痛い(!)人のお隣で、その方のツブヤキをずーっと聞きつづけ、軽く気ィ狂いそうになりました(微笑)
友人に言わせりゃ「ある意味(!)会場一のラッキーガール」とのこと。そんなの嬉しくねぇ(涙)
余談だが、敵は、どうやらその世界(何の世界だ)でHPを開いているらしく、辿っていけばたどり着けるようなキーワードを多々口走っていた。
この恨み、晴らしてくれましょうぞ!と乗り込むことも考えないこともなかったけれど、そこは我が輩も大人、社会に出てもうすぐ10年。なんとか自制心を働かせている次第でR。

そして「ナインソウルズ」上映。終わると次は「ポルノスター」へ。この時点で既に午前2時45分とか(笑)
「ポルノスター」。開始10分で「主人公が何でこんなにヤクザ嫌いかあとでNちゃん(友人)に聞けば、この映画は見なくてもいいや。」と思った私は、昼間の疲れもあってこの時点で眠りにつく。
でもねー、すんなり寝させてくれないの、横のゴリファンが(涙)
彼女のツブヤキや驚きの声で、アタシャ何度目が覚めたことか・・・。

そして、映画自体はあともう2本あったけれど、諸事情により私と友人はこの映画が終わって会場を後にする。この時点で朝5時。もうすっかり朝です(笑)
劇場から出て、友人に開口一番「何で主人公はヤクザ嫌いやったん?」と聞いたら、「知らん」と言う。何だそりゃ。
しかもこの友人。
「いやー、隣に座っとったお兄やんがかっこよかったぁ!しかも笑いのツボが同じなん!」
と。アンタ。私がゴリファンに苦しめられとる間に、そんなええ思いしとったんか(悔)

ということで。ふと気付くと、美しい元V6ファンの嬢と、ゴリゴリ龍平ファンのことしか覚えてないのですが。

私、生龍平見たのに、全然レポれない。力不足なのか、まだまだ愛が足りないのか。(どうも、後者のような気が・・・)