みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2002年06月15日(土) 遠いところで/あほうな男は死んだろうか

今日のタイトルは『遠いところ』(2000年12月)より。
この直後に,『とおいところ』という別の作品を書いている。
想った相手が違う。


んでこれも20日に書いておるのですよ。
何しろ仕事を休んでしまったので,微妙に暇。
バナナを食べつつ,日記を書く。
優雅さには程遠いが,それもまた僕らしいとへもへも。


んでもって15日の日記です。
ひさびさに,そんなに体調の悪くない土曜日です。
喉にまだ痛みがあるけれども,なんとか。
んでも雨こんこんなので外には出られず。
しょうがないので,家を片付けたり仕事をしたり,詩を書いたりしていた。
そうしている間にも痙攣の絵のことが頭をよぎる。
気になるならさっさと描き始めれば,という感じなのだが。
まだだめだ。
まだだめだ。
まだ,もうちょっとぎりぎりまで。
ああこの感じ,人間の原始的な欲求を,ぎりぎりまでガマンするときに似ている。
ぎりぎりまで空腹を味わった後の爆食。
ぎりぎりまで夜更かしをした後の爆睡。
ぎりぎりまでガマンしてためた後のトイ(略)
ぎりぎりまで押し殺した後の爆表現。

もちろん,丁寧に時間をかけてかきたいときもあるのだけれど。
今回のイメージは,一気に仕上げるのに向いていると思ったので。
というわけで,夕方の2時間で一気に仕上げました。
『痙攣』五号です。
タイトルは「戦争」。

今回は,横にスクロールするものを描きたかったのですね。
画面に入りきるサイズにまで縮めてもみたけれど,ダメだ。
このサイズで見てもらわなくちゃだめだ。
重くて申し訳ない。

痙攣ではweb向きの表現をしてみている,と言ったけれども。
今回はスクロールという要素を取り入れたかったのね。
んでも。
これは現物での表現での展開もいつかしてみたいと感じていて。

大きな壁面に,コンパネを5枚くらい,角度を微妙にずらして立てかけて。
紙や布をランダムに貼り付けた上からつやのないジェッソを盛って粗い画面を作って。
それをわざと雨風に晒してさらに荒らして。
その上から思いっきり,薄溶きの墨汁をかけてやりたい。
日に当てた和紙をぺたりぺたりと貼り付けて。
指やブラシやなんやかやで,がしがしと絵の具を擦り込んで。
荒く荒く荒く荒くかきたい。
荒くかきたい。

吼えたりしない。
これでもかってくらい,黙りながら描く。
げるにか。
描いたときにきっと青く黙っていたあの老人。
目だけ大きく,して。

今回はちょっと「やったぞ自分」と思ったので。
相方に速攻で送りつけて。
のけぞってくれたみたいで,嬉しい。

そんな感じで。
痙攣,見に行ってくださると嬉しいです。
今回は出されている作品がどれも桁違いに良いです。
もう,胸を張って自分の家族や職場の人間に読ませても恥ずかしくないくらい素敵。
僕はこんな素敵な人たちと一緒にやってるんだ,て。
胸を張ってもいい。
(別に今までも恥ずかしいと思ってはいなかったけど)
(積極的に宣伝をしたいくらいだ,という)
(いい仲間がいるって素敵)

(みんなに,僕は仲間だと思われてるんかな)←毎回思うこと。

というわけでもう一回貼り付けておく。
『痙攣』五号です。
感想をくださったら嬉しいけれども,ただ黙って見てくださるだけでも嬉しい。
みんなの詩を,読んでもらいたいんだよう。


雨が降っていました。
雨が降っていました。
きっと明日にはやむと思いました。
何を信じるでもないけれど,きっとそれを信じてもよいと思った。

雨がやんだら,船に乗りに行こうかしら。



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