みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2002年06月13日(木) ひらきかけた穂のすすきは/じりじりと/日の短さに冷える

19日の分を書いてから書き始めている。
上の家の人が,飲んでいるのだろうかとてもうるさい。
音が響いてしょうがない安普請であるが。
前に住んでいた家が気合入った造りだったので,そんなに気にならないのだった。
前の家の築年数は知らない。
窓枠が木で,それも年月で痩せて,ガラスが浮いて隙間から空が見えた。

そんな場所から月が見えたりした。



そんなわけで過去日記です。
この日のことはちっとも思い出せなくて困った。
夜に,なんだかひたすら家を片付けていたような気がする。
一度始めたらなかなか止まらない,それが僕のお掃除です。
喘息の発作が出ないようにそろりそろりと掃除する。
身体をだましだまし,自分の住処を片付ける。
僕はなんだか,いきものとして不都合があるような気がしてくる。

生きていくのはなんだか不都合があるなあ。

途中からどうにも体調が悪くてしょうがないので。
仮眠をとったら朝まで寝ていた。
嫌な夢を見た。
僕は仮眠をとる時,深く眠らないようにわざと寝心地を悪くする。
マットレスや座布団に寝てみたり,気温が高いなら床で寝てみたり。
枕なしで寝てみたり,掛け布団を少なくしたり。
時間がないときは,机に突っ伏して寝る。
自分が寝過ごしてしまうことがとても怖いらしい。
こういうやり方を始めたのは,学生時代の教育実習であるが。
仮眠も,タイミングを上手にやるととても気持ちがいいものだ。
15分眠るだけですっきりと眠気がとれたりすることもある。
でも今回のように疲れすぎていたりして仮眠のままに寝過ごすと最悪である。
居心地の悪さ,「起きなきゃ」というあせりで嫌な夢を見る。

部室で息を潜めていたときのことを,夢に見る。

僕は高校時代,学校をさぼってばかりいた。
どこかへ出かけるのではなく,校内の部室でさぼっていたのであるが。
僕があんまりそこでさぼるので,教師にすっかりマークされてしまって。
授業のない教師が校内を巡視し,そこを通るたびに部室を覗いて行く。
僕はといえば,テーブルクロスをかけた机の下にもぐりこんで隠れていた。
かつかつと足音,止まる,ドア開く,覗き込む気配衣擦れのはやく行ってはやく。
心臓が痛い。
思い出したくないことであるが,こういう毎日を過ごした。
今でも夢に見るのだ。ひどく夢に見るのだ。

かつかつと。
目がさめる。
そんな夢を見る。

というわけで,くたびれ日記はこんなところで。
現在いろいろと不調なので,あまり楽しくない日記が続くやもしれませぬ。
まあ,縞田みやぎのやることだから大目に見てくれ。



今日のタイトルは『前日・臙脂色』(2001年10月)より。
これ,葉月さんからコメントもらえて嬉しかったんだよなあ。



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