『偏愛的猫生活』☆muux

◇登場人(猫)物◇=01年6月頃生の純日本猫♀、竹藪に捨てられていた。
ザジ=02年11月頃生 03年1月21日から同居。Mixアヘ〜猫♂9.2kg
ATU/ダンナ=絵描きになりたかった地質調査技師。ウドンは柔らか目。四国・松山出身
わたし=実は雑踏が大好き。道玄坂の奥がふる里 →<about me>

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最大の疑問 2002年11月15日(金)

きょう夕方、今回の手術について主治医からの説明があった。

先生は、30代後半?で割と大柄な憎めない感じのする熊さんのような方。
ATUが親しみ込めて先生の話をするので、どんな方かな?と思っていた。
会ってみると、どっちかというと熊ではプーさんというよりもポストペットのモモに近い感じ。色白のモモ。動作もコミカルで面白い。

少しオーバーなアクションを交えて解りやすく詳細に説明してくれる。
あまり詳しいので、思っていたよりも大変な手術のように聞こえてくる。
聞いていて血の気が引いた。

体質で憩室が10も20もある。
これからも悪くなりそうな怪しい部分も取るので、
結果30センチ強切ることになるという。
大腸が足りなくなるので向かって右の角の部分を剥がして
小腸の前に襷掛けのように配置する事になるのだそうだ。
それを全部、腹腔鏡手術でやるという。
そんなに大がかりなことを、お腹開けずにできるのだろうか?
腸と腸を縫い合わせるのに、見なくてもできるのだろうか?

改めて話を聞くと逃げ出したい気分で、やっと思い止まった。
夫婦とも血の出る話は、とても苦手なのだ。


で、宜しくお願いします。と言って部屋を出る時に
一瞬、妙な気配が漂った・・・・ような気がした。

自慢ではないけれど私は本当に世間知らずで、
世の慣習というのにとても疎い。
ここで開き直ってどーするという感じだけど、
何か引っかかるので帰ってから松山の姑に電話をしてみた。
先生に心付けをお渡しした方がいいのか、必要ないのか分からないのだ。

姑は舅は警察官だったったから
「長く入院した時もそういうことをしたことがない」と言う。
でも、姑自身は糖尿病なので時折、食事の調整に入院していて
「その時は先生に1万円くらいの商品券をお渡ししてくる」と言う。

今度は姉に電話してみる。
「付け届けは私たちが可能な3万、5万の単位じゃないから
20万も100万も出せないのだから、出さなくていい」と言う。
「5万円お渡ししても、他に霞むだけで、なんの効果もない、
現金ではなく、お酒なんかで気持ちを表わせばいい」とも言う。
・・・んんん〜〜、かえって分からなくなってきてしまったぞー。。

仕方ないのでネットで調べたら、いろいろ恐い話が出てくる。
額が少ないと助手にやらせるとか、、、
地獄の沙汰も金次第。。。
さーー、どうしたらいいのだ。。。

ジョーーーダンジャナイゾ〜〜〜!!!


いずれにしろ説明の時にお渡しするという機会は逃してしまった。
手術は火曜日。するなら今日明日のうち。
でも、我が家は5万円も出せないだろう。。。

看護婦さんにも5000円もチップ渡すんだなんて
私は考えも及ばなかった。
お茶菓子をいつ持って行くか、
くらいしか考えていなかった。

ああもう、なんで変なことにこだわっているのだ、わたしは・・・。
不安なので、できるだけ障害を取り除きたいのだろう。
人間の本能みたいなものだ。。。
・・・できたら、こんな大きな手術しないで欲しい。

今は元気なんだから・・・・と思える。。
なんだか、病気になりに入院してるような気がしてきている。




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猫への虐待、許しませんよ!


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