このあいだ、2年ほど前にガンで亡くなってしまった、 イラストレーターだった渋谷則夫さんのお墓参りをして来た。 わたしは、それほど直接は親しくなかったけど、 親しい人たちの輪の、視野の中にいつもいる人だった。 カッコ良くて才能に溢れた若々しい姿を憶えている。 一緒に行きたいと言ってくれた人は、仕事上でも仲の良かった人。 彼は渋谷さんの晩年のこともよく知っていて、 わたしの持っているイメージとは、少し違う渋谷さんを知っている。 東京という街は、意外と坂道やお墓の多い街だ。 渋谷さんのお墓も、そんな東京のど真ん中の目黒にある。 いくつもお寺があって紛らわしい角々を歩き回って巡るのも楽しかった。 (つづく
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