ひつじの日記
霧島羊子



 PIPPIN見てきました。6日。

ストーリーはカール大帝の息子ピピンが自分探しの旅にでる。その旅をナビゲータ(パパイヤ鈴木)を伴って進めて行く訳ですが。
6日は相葉ちゃん初日。
始まりはナビゲータの台詞からすると
「少年から青年に変わるあの頃」の物語だそうです。

始まりはM1『Magic To Do』
始まり方が好きです。因に歌のトップバッターはパパイヤ鈴木さんです。
杏子さんのソロのところがとても好き!
役付きの方たちの衣装は白を基調とした衣装。(ごめん、何だかダブスチの衣装を思い出した(笑))役付きの方の他にダンサーチームが居る訳ですが基本の衣装が結構きわど……げふんげふん!!
非常にきわどくて目のやり場に困……げふんげふん!!

……いや、ホントにどこ見たら……。なにせ最前列なわけでして……。

私たちに見せてくれるのは『夢のようなエンターテイメント、欲望野心闘い、そしてクライマックス』。
この「クライマックス」の台詞の後にマサが銃を持ってパパイヤ氏に飛び跳ねながら体当たりをかますのですが、
「はぁはぁいうんじゃない!まだ早い!!」と言われて銃をひっこめます。

相葉ちゃん王子の印象は
天真爛漫なおぼっさま?王子って言うよりおぼっさま。
体は大人なのにやたらと世間知らずと言うか非常にマイペースなKY?
いい意味でも悪い意味でも無邪気。
衣装を着けた様子は正に王子(笑)
パドマの大学を出たピピンは自分に充実感を与えてくれるやりがいのあるものを見つけたいと言う。そこで父王のもとに戻って戦場にでます。
因に学さんの役所はピピンの『弟』で軍人(?)のルイ。好きなものはボディービル、格闘技、アルゼンチンタンゴ、ビリーズブートキャンプ、自分。
ルイは腕っ節が強いが頭が弱いマザコン王子。カール大帝の妻ファストラーダに杏子さん。学さんの『マーマぁ』は忘れられません。笑撃。
学さんの衣装は上が黒の網メッシュ。下は金のストレッチパンツ。頭に紫のヘアバンド(?)杏子さんはピンクに黒の模様入りのドレス。
いや、なんつーかこう、相葉ちゃんが学さんの弟役(笑)
戦場にはルイもピピンも一緒に行きます。このシーン、冗談抜きで目のやり場に困……げふんげほぁ!
説明に困るのですがローライズのパンツを履く用にと売ってるパンツ(下着)みたいな感じです。素材は陸上競技用の短パンのような光沢。上は同じ色同じ素材で滅茶苦茶丈の短いタンク。当然ヘソが見えます。
筋肉ふぇちじゃなくても皆さんの筋肉に見入ってしまいましたorz
この戦争でむなしさを感じたピピンは祖母ベルタを訪ねます。
そのベルタ役が中尾ミエさん。……凄い存在感。
そのベルタが「もちっと人生楽しんで生きろや」と言って歌うのが『あっという間』。ダンサーチームも参加です。……コーラスだけですが。
何たってベルタが「ここしか見せ場が無いんだから!」とコーラス以外歌わせてくれません(笑)M12の高音といいこの低音といいすごいなあ……。

それで目覚めたピピン、恋と性に目覚めちゃう訳ですがここでも最終的にむなしさを感じて今度は父王が農民を虐殺した事を知り父王に謀反を起こします。
で、アルルの教会でパパンを殺しちゃう訳ですが結局上手く行かずパパンに王位をお返しします。(まあ、劇中ですからリセット出来ちゃう訳ですよ)

芸術家になったり信仰に身を捧げたりしても満たされず何をしても上手く行かずぼろぼろになって居るところを未亡人カトリーヌに拾われます。このカトリーヌが鈴木蘭々。蘭々、歌ウマ…何あの澄んだ高音…!しかも二幕までダンサーとして踊ってました。しかも肌が超きれい。
ふさぎ込んでいたピピンもカトリーヌと息子テオによって立ち直ります。……が、一年経ったある日自分にはもっと他にやる事がある筈だと出て行ってしまいます。
何をやっても満たされないピピン。そこでナビゲータがフィナーレを持ちかけます。センセーショナルなフィナーレ、それは死。ピピン(相葉ちゃん)に銃を渡すマサ。
しかし、ピピンは最終的に死を選ばずカトリーヌとの生活を選びます。
そしてカーテンコールあの後にMagic To Doで客席降りあり。
ダンサーチームが近くで見られるお時間です。
ダンサーの女性が友達にちょっとぶつかっちゃったんですが、そんな時も中尾さんと杏子さんに夢中でじっくり二人を拝見しておりました(笑)

この日、近くで相葉ちゃんを見られたのもありますが、何より中尾ミエさんと杏子さんにハマって帰ってきました。
劇場も駅に直結、座り心地も良くてvまたここで再演してくれないだろうか……

2007年10月06日(土)
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