カンラン 覧|←過|未→ |
ほんと「旅」と呼ぶにふさわしい感じ。 路面電車ではなく列車に揺られて ごっとんごっとん いくつもの山々の間を抜けて行く。 あと3駅のところまで来てあたりは緑一色に。 一色とは言っても 黄緑,深緑,萌黄色・・・ 言葉が思いつかないくらいたくさんの緑緑緑だけど。 一駅一駅の間隔も大きくなり 急勾配の山は目前にまで迫り 列車のスピードは緩まない。 そんなふうにしてたどりついた場所。 出迎えてくれた人たちは温かく, 空間は心地よい重みを持っていたし, 中でも窓際で剥き出しになったレンガの柱は一目見て私の気に入った。 行きよりもうんと軽くなった気持ちで乗った帰りの列車。 この線路を毎日通うようになれればいいな。 早寝早起き第一で。
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