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| 2002年12月05日(木) | 隠し味： 後悔 |
いちおしの台湾料理店でご飯を食べた。
台湾人夫婦がやっているそのお店は先週
ネイサンが連れて行ってくれたお店で，
１０メートルほど手前まで近づいた時点ですでに
決して強烈ではないけれど
それでいてお腹を刺激するものすごくいい匂いを辺りに漂わせている。
パン屋さんで一度刺激されたお腹を抱えて
その後夜道をてくてくてくてく歩いて来た私たちは
飛び込むようにして店内へ。
頼んだら即あつあつが出てくる料理を青島ビールや紹興酒でむしゃむしゃ堪能。
そういえば京都のマンションでは
南京町で買った紹興酒ボトル（大）をちびちび湯呑みに注いではレンジでチンして飲んでたなぁ・・・
なんて懐かしい思ひ出も引っ張りだしながら。
いまだに部屋のどこに置いてたかきれいに思い出せる。
西側の壁の出っ張りの上，レターラック横。
ソファにどかっと腰掛けて，ひょいっと手を後ろにまわせば届くとこ。
昨夜は小さいボトルをたのんだものの・・・
結果としてほとんど私が一人できれいに飲み干してしまったので
帰り道ではあたまも足取りもすっかりふあふあになってしまいました。
そうそう・・・あーぁ，私がもっと気の利く人だったなら！
生きてる日々が一日また一日と増えても相変わらず後悔することって多いです。
電車通りの手前まで歩いたところで
やっぱりあったかいものでも飲んで酔いを覚まそうということになって
１ブロックぐるりまわったとこのビルの５Fに入ってるカフェへ。
そういえば寒い時期に来たことなかったかも。
ガラス張りの天井が高く高くにみえるぐらいの吹き抜けを持つ店内は
暖房やオイルヒーター，懐かしの石油ストーブなんかで心地よい温かさを保っている。
貸してもらったひざ掛けや机の上でゆらゆら揺れる蝋燭も一役かってるよな感じ。
私，何ていうのを飲んだんだっけ。
いまだに思い出せないでいる。
電停までの帰り道に二人で思い出そうとしても結局しっくり来ず終いになってしまったんだ。
ひとつひとつの単語は覚えてるんだけど，順番がわからない。
ロイヤル + クリーム + キャラメル + ミルク + ティー。
きっとあたまのロイヤルとしっぽのティーは合ってるはず。
そしてきっと５つの単語も合ってるはず。
私はクリームが割りと早い目に出てきてたような気がするのに
それには納得できない人が約１名。
・・・おいしかったのでまた近いうちに行ってきます。
あのカフェへ。
そして今度は正しい名前も今日の後悔も一緒にきれいに飲み干したいと思います。
