カンラン
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2002年10月25日(金) くぎさされ





お昼休みのコンビニで友達からの電話を受けた。

お昼休み終了間際の職場で友達からのメールを受けた。

「補足」・・・。

どうやら私がとある人と親しくなったために

彼女まわりの人間分布図に思いも寄らないあらたな繋がりができてしまったらしい。

で,彼女は早口と早親指を駆使して私にくぎをさす。

「余計なことは喋らないでね。」と。

その様子から,そうとう気になって仕方ないんだろうなぁ と思い,

「心配しないで。」と伝えてはみるものの,

彼女には周りが見えなくなってしまっているのかも知れない。

私のことば,届くだろうか。

彼女がこぼす職場の愚痴やら恋愛沙汰。

私,そんなに楽しみにしてるように見えるかなぁ。

そりゃ話が始まれば耳を貸すけど,

そういうのを喋って楽しむタイプじゃ決してない。

第一,知らない人たちのことを話してもおもしろくもなんともない。

悪いけど自分たちのことでいっぱいいっぱいだ。

正直なところ,彼女の話に何度か登場する個人名も覚えちゃいない。

その都度,「えーと。誰だっけか。」と頭の中で検索かけてる。

とにかく信用してほしいな。

あんまり何度もこまかく言われると私だってあんまり気分よくないし。

別に悪いことしてなくても,何となくだけど,どんより重たくなってしまう。

躊躇してしまう,っていうか。

人の繋がりって結構いろいろあるんだね。

みんなが繋がっているのが理想的なようであって,

実際には複雑でわずらわしい・・・ってことなのか。

取扱い注意。

きわめて単純な私まわりは相も変わらずいたってシンプル。

それって,喜ばしいことだ。

感謝。








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