カンラン 覧|←過|未→ |
昨夜の居酒屋で一緒に飲んだ人たちが, 仕事で抜けられない友達のかわりに島を案内してくれると言ってくれたので・・・ 小さな小さな車に4人乗りこんで島めぐり。 まずは楽しみにしてたマングローブ原生林へと向かう。 カヌーに挑戦。 楽しさよりも安心を優先して2人乗りに乗ったら, これがなかなか操縦が難しくてあっちに座礁,こっちに座礁・・・ という具合にまわりの方々に迷惑かけまくり。 「普通ならここら辺まで来れば慣れてくるんだけどね〜。」と 案内のおじさんに苦笑されながら,えっちらおっちら最後尾を行く。 なかなかみなさんに追いつくことができず, ガイド氏の貴重な説明も聞こえない。 届かない。 もったいなぁい。 けど! おかげでいいこともあり。 私達4人の後ろにはだぁれもいないので, 撮ってもらった写真の背景はぐんぐん広がるマングローブの林。 Uターンしてあともうちょっとでカヌー乗り場到着,というところで ものすごいざざ降りのスコール。 カヌーから落ちはしなかったものの,結構濡れてしまいました。 次に向かったのはハブセンター。 高台にある普通のビルが,実はあの猛毒蛇ハブをたんまり抱え込む施設。 展示室内の「もしもハブにやられたら・・・」パネル集がめちゃくちゃこわかった。 あと,100円入れないと見れないとっておきのコーナーもあります。 一応,5分間見れます,と書いてあったけど,あれはどう考えても1分ぐらい。 訪れる機会があればぜひ何人かですばやく見てみてください。 見るべきかどうかは私の口からは何とも言えないですけど, かなり興味をそそるせつなさ漂うコーナーです。 せっかくですから一度,ゼヒ・・・。 独特かつマイペース極まりない口上でこころを掴まれる ハブとマングースのショウも見てから北部へ戻る。 遅い昼食は地元名物・鶏飯。 不勉強な私はてっきり炊き込みご飯系だと思い込んでいたのですが, 実はお茶漬けや雑炊みたいな食べ物でした。 おひつから各々が好きなだけご飯をよそって, 鶏肉,錦糸玉子,パパイヤのお漬物,紅しょうが,みかんの皮などなどの具材をのっけて あつあつのスープをひたひたにかけて食べます。 だいたい2度,3度にわけて食べるそうです。 案内してくれた2人組はその後生卵を飲んでましたが, お腹がはちきれそうな私は結局卵までは食べれなかった。 その後は漁港で解散して友達と二人で土盛海岸へ。 念願かなって泳ぎました。 波がざばざばで泳ぐ,というかほとんど流されてる状態でしたけど, 大好きな珊瑚や貝殻も拾い集めることができて 今回の旅も少し重くなった荷物を持って帰れそう。 海から上がって,大浜海浜公園まで足をのばす。 夕景がきれいで有名なところなんだけど, 残念ながら日没には間に合わず, たくさんの星と暗闇を眺めつつしばし波の音を時を過ごす。 友達の家でお庭バーベキュウをご馳走になり, 庭風呂(!)にも入らせてもらって過ごす奄美最後の夜。 仕事あがり,疲れてたのにありがとう。 民宿にたどり着いて見上げると 今まで見たこともないような数の星が見えました。 上から星模様を描いた幕を覆い被されたような まさに満天の星。 天の川って,七夕じゃなくても見れるんでしょうか? 生まれて初めて,らしきものを見ました。 絶対忘れないどこうと首が痛くなるまでずっと見上げた。 穴が開くぐらい。
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