| 2007年03月03日(土) |
世界樹の迷宮日記5 リプレイ編 |
金鹿の酒場にて。
サウル:「いやあ〜B10Fのボス戦。あれは大変だったなあ〜もお」
酒場のお姉さん:「すごいわね、グラシャス(※パーティーのギルド名)の皆が森の王を倒したって、街ではもちきりよ」
サウル:「ホント? ねえねえお姉さん、俺のことちょっとは見直した?」
シェラザード:「アンタ一人で倒した訳じゃないでしょうが。そういうせこい売り込み方してるから労力の割にモテないのよ」
サウル:「うわっ、ちょ、ひどくね? シェラ姐、もしかして機嫌悪いの?」
シェラザード:「悪いわよ。当たり前でしょ」
クロイソス:「なんだよ、セリヌンティウスだかインノケンティウスだかに睨み殺されたのまだ気にしてんのか」
シェラザード:「アンタもいい加減固有名詞をまともに覚えるくらいのアタマ持ちなさいよ! この筋肉バカ」
クロイソス:「バ・・・っ、お前、それは言うなよ〜」
アージェ:「シェラ、仲間に八つ当たりしても仕方ありませんよ。アンジェリカもびっくりしているじゃないですか」
シェラザード:「・・・・・・ごめんね、アージェ」
サウル&クロイソス:「謝る相手違うよな、絶対(小声)」
シェラザード:「だって、アージェの色目に殺されるんならともかく、あんな羊みたいなオッサンの流し目で殺されたなんて、しかも経験値あたしだけ入らないなんて! 屈辱だわ屈辱! ああ、誰でもいいからしばきたい!」
クロイソス:「やめろやめろ! 鞭振り回すな!」
シェラザード:「アンタだって一回殺られたくせに、誰がネクタル使ってやったと思ってんのよ!」
アンジェリカ:「角は羊みたいだけど、顔とか怖かったよねえ。むきむきだったし。シェラはすごいねえ。オッサンてゆったよ?」
サウル:「何しろ鞭マスタリーだからな。アンジェにはちょーっとまだむつかしいオトナの世界だけどな。うんうん」
アージェ:「シェラ、僕らは誰でも睨み殺される可能性はあったわけですよ。たまたま君がやられたターンであと一撃まで追い込めた。君にネクタルを使うためにもたもたしていたら、全滅もありえた。そうでしょう?」
シェラザード:「そうだけど・・・なんだかあたしだけ、役に立たなかったみたいな気がして・・・」
アージェ:「そんなことありませんよ。君のボンデージで随分僕らは助けられました。今までも、そしてきっとこれからも。ね」
シェラザード:「アージェ・・・そんなこと言ってくれたの、初めて・・・」
クロイソス:「(大声)ところでさあ〜この、熊倒せクエストどーする?」
シェラザード:「空気を読まんかこの筋肉バカがあ!」
サウル:「おおお落ち着け! ここは酒場だぞ! あっ隣のテーブルが粉々に〜(汗) お姉さんごめん! 弁償します! 体で払います!」
酒場のお姉さん:「あ、じゃあ、もういっこ依頼を受けてもらえると助かるんだけど」
サウル:「・・・そりゃ確かに体でご奉仕だけどさあああ〜」
シェラザード:「黙れこの性騎士! いいわよ、熊人間ぐらいあたしがぶっ殺してやるわよ!」
クロイソス:「えっお前が行くの? 俺のほうが防御力高いじゃねえか。いちおーパーティリーダーだしな」
4人:「え”っ?!」
クロイソス:「ん? 何驚いてんだよ。俺リーダーだろ? いつも前衛先頭だし」
アージェ:「・・・そうですね。そういうことにしておいた方が」
アンジェリカ:「ねえねえ、クロちゃんリーダーなの?」
サウル:「えーっと、アンジェは誰だと思う?」
アンジェリカ:「えぇっとお〜アージェ?」
サウル:「ある意味それ正解」
アージェ:「本当はミカなんですよ」
アンジェリカ:「へえ〜そおなのお?」
アージェ:「プレイヤーはそのつもりで設定したらしいですけどね。まあいろいろあって・・・次の依頼は採掘ですから、ミカにはそのとき活躍してもらいましょう」
アンジェリカ:「じゃあ今度からアンジェ、ミカをリーダーって呼ぶね!」
アージェ:「ありがとう。でもクロイソスの聞こえないところでね。それも優しさですよ」
アンジェリカ:「うーんよくわかんないけど、わかった」
サウル:「こずるい大人の配慮をいたいけな幼女に教えるなよ」
シェラザード:「あたしが行く。行くったら行く。経験値一人稼ぎして、熊野郎をしばき倒してくる!」
クロイソス:「おい、いいのかよアージェンタイン」
アージェ:「確かに防御の面では心配ですが、アームボンデージが使えるのは彼女だけですから、勝ち目がないわけではない。僕、薬品を買ってきますね」
シェラザード:「ありがとうアージェ! 愛してる」
サウル:「女に行かせるのはパーティーの男子陣としては不本意だぜ」
シェラザード:「ガード通常攻撃ガード通常攻撃回復、の地味戦男が。笑わせんじゃないよ」
サウル:「ひ、ひどい・・・」
シェラザード:「さあ〜て待ってな熊人間。しばきのエクスタシーを味あわせてやるわ!」
アンジェリカ:「あ、シェラ、まだエクスタシー取得してないよ」
シェラザード:「気合よ気合」
というわけでB6Fに一人で乗り込んだシェラザードは、無事に森林の破壊者を倒して帰還。よかったよかった。
シェラザード:「ほーらご覧、あたしの実力! おほほほほ」
サウル:「ちくしょー俺も酒場のお姉さんから『戻ってきてくれて嬉しいわ』って言われたかったなあああ」
アージェ:「君には言わないかもしれませんけどね。さて、ではミカを呼んで採掘に行きましょうか」
シェラザード:「ねえアージェ。無事に帰ってきたらキスしてくれるって約束でしょ?」
アージェ:「してませんよそんな約束」
シェラザード:「あんたって天然氷マスタリーね・・・」
アージェ:「でも、僕も君が戻ってきてくれて嬉しいですよ」
シェラザード:「アージェ〜〜〜!! 大好き!」
かくして、新たな依頼を複数受けた一行。 地獄の5日間クエストで戦闘戦闘の拷問的レベルアップをした甲斐あって、2つほどは拍子抜けするほどあっさりクリア。 これに気をよくして「さーて、山賊王のお宝でも探しに行くかあ?」と調子ぶっこいたクロイソス。 「頑張ってレベル上げるね!」と張り切ったミカエリスを連れて行ったものの、「オイオイ、全然地下5階じゃねえじゃねえか。どこまで続いてんだよこの道」と不安を訴えるサウル。 「そういえば、報酬の3000エンは他のクエストに比べると破格でしたね・・・」と不吉なことを呟くアージェ。 案の定、恐怖のゴーレムを相手に何度目かの全滅を味わったのだった。 つづく。かも。
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