| 2007年03月07日(水) |
世界樹の迷宮日記6 リプレイ編 |
シェラザード:「あああ〜〜もーカエル見るの嫌。飽きた。カエル狩り飽きた!」
クロイソス:「文句言うな。また仲間呼びやがったぞ」
ミカエリス:「わっごめん、外した! 攻撃来るよ!」
アンジェリカ:「シェラ、回復かけるよ」
シェラザード:「サンキュ、アンジェ。ううー仲間呼ぶまでひたすら防御・・・つらい。屈辱。カエルなんかにHP削られるなんてダークハンターの名が泣くわ。しかもアージェがいないし」
話は第4階層に到達したところで、ツスクルから呪いの鈴をもらい新たなメンバーを加えたことに始まる。 いつものように金鹿の酒場にいると、クロイソスが見知らぬ背の高い男を連れてきた。
シェラザード:「あら、誰なのその陰気な男前は」
クロイソス:「おう、カースメーカー(呪言師)のエイリアスだよ。今度からうちのパーティーに入ってくれるってさ」
シェラザード:「へえ〜そうなんだ。よろしくね」
エイリアス:(無言で頷く)
シェラザード:「暗いわねあんた」
ミカエリス:「シェラザード、そんなこと言って・・・あ、すいません。ミカエリスです」
シェラザード:「(小声)あれ、ミカってば、ああいうのがタイプなのかしら」
サウル:「えっ?!」
クロイソス:「えっとだな、エイリは冒険者登録して間もないんで、とりあえずレベル上げから行くから。そーだなーB11Fのカエル狩りやるか。お前らも来るだろ? 経験値稼ぎ」
シェラザード:「そりゃ行くけど」
ミカエリス:「うん。私まだレベル43だし」
説明しよう。「カエル狩り」とは、大して強くないモンスターである「森林ガエル」が「仲間を呼ぶ」という性質を利用し、呼ばせまくって片端から始末していくという経験値稼ぎのワザである。
クロイソス:「ところでエイリ、お前は?」
エイリアス:(無言で人差し指を立てる)
一同:「・・・(絶句)」
サウル:「ちょっと待てよ。ミカ、シェラ姐が40前半。残りが40後半だろ。1から? レベル1からパーティーに迎えんのか?!」
クロイソス;「うーん、レベル上げってことでシェラザードとミカエリスが入るだろ、アンジェリカは外せねえし、とすると、全体攻撃できるのがアージェと俺だから」
アージェ:「僕は待機することにしますよ。ミカ、しっかりね」
ミカエリス:「うんお兄ちゃん」
サウル:「ねえねえ俺は?」
クロイソス:「補助魔法使うやつがいんのにお前はいらんだろ」
サウル:「また待機かよー」
ミカエリス:「サウルはボス戦に備えて休んでてよ」
サウル:「・・・わかったよ。オイ、エイリアス。ミカに怪我させんなよな」
エイリアス:「わかっている」
シェラザード:「そうは言ってもレベル1じゃね・・・まあいいけど」
クロイソス:「そんじゃ行くか」
しかし、50ターンも60ターンもカエル狩りしているうち、シェラザードが切れ始める。
シェラザード:「ああーだんだん何やってるかわかんなくなってきた」
エイリアス:「カエル殺しだ」
シェラザード:「あんたは攻撃にすら参加してないでしょーが」
ミカエリス:「そ、そんな言い方しなくてもいいじゃない(汗)」
シェラザード:「大体、誰のためにこんなことしてると思ってんのよ、そこの陰気な男」
エイリアス:「(横を向く)俺が頼んだわけじゃない」
シェラザード:「かーっ! むかつく! 愛想のかけらもないわね。あんた、人に嫌われてたでしょ。そうでしょ」
ミカエリス:「シェラザード、言いすぎだよ!」
エイリアス:「・・・その女の言うとおりだ。否定する気はない」
クロイソス:「話はそこまでだ。また来るぞ」
一同:「OK」
というわけで、カエルを殺しに殺してエイリアスのレベルはやっと25。 「ごめんねエイリ。アンジェ、早くリザレクション(蘇生)覚えるからね」と物怖じしないアンジェリカは、さりげなく残酷なことを言うのだった。
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