「美しい国へ」の第7章は、なんだかいろいろと「大丈夫かよ」という文章なので、暇つぶしに引用してみましょう。
(※日中米の高校生を対象に行った『高校生の学習意識と生活意識』2004年調査の)なかでも、わたしがいちばん衝撃を受けたのは、「国に対して誇りをもっているか」という問いにたいする、日米の高校生の回答だ。「もっていると答えた者が、日本は50.9%であったのにたいし、アメリカは70.9%(中国79.4%)。自国に誇りをもっている若者が半分しかいないのである。(P207より)
私もこの結果に衝撃を受けた。 日本に50%もいる! 一党独裁体制の中国でさえ、8割スレスレ! 「自虐史観」だの「偏向教育」だのとさんざん批判されてきた「戦後教育」の受け手達でさえ、半分は誇りを持っている(と答えるようになっている)。 一方、中国の高校生はあの政権下でも、2割くらいは「ちょっとなあ」と思っているのである。人間とは結構アマノジャクな生き物である。 そもそも、「誇りをもつ」というメンタリティ自体が文化的にズレているような気もしないでもないのだが、同じ調査を北朝鮮で行ったら恐らく「誇りをもっている者99.9%」になると思う。
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