早瀬の呟き日記

2005年03月17日(木) バレーボールワールドと富豪刑事最終回

「バレーボールワールド」は書店で売っていないマニアックなバレー誌である。(HPはこちら) コアな読者を対象としているせいか、5W1Hのいくつかが抜け落ちていたり記事に登場する選手の基本プロフィールがばっさり落ちていたりで、私などは「これ誰?」となることもあるのだが、まあそれは「チームの顔」で調べればよろしいとして、他の専門誌に比べるとライターと選手(取材対象)との距離が近く、いい意味で「同人誌か!(笑)」と突っ込みたくなるような部分がある。
例えばVol.2の中垣内監督インタビューなど、「なりチャじゃねえのか?!」と思うほど見事にライターとの漫才になっている。「ああ?」なんていう訊き返しはヤクザかJさんしかしませんよ、ガイチ監督・・・。
ときとして、ライターの主観が露骨に書かれすぎ鬱陶しいこともある(神さんの文章を読むときの鬱陶しさと似ている)が、バレーに対する愛着と他誌に足りない理論的視座、ミーハー心を忘れないコーナーなど、私のような見る専のファンにとっては、とても興味深い。田中ジャパンの「罪」について最も容赦なく書いていたのは、この雑誌のライターであった。
Vol.2では、NECのリベロ大森陽祐についての記事(というより殆どエッセイだったが)が一番面白かった。もし私が男バレもの書くとしたら、絶対にこういうキャラを入れようと決意した(笑)
「おおきく振りかぶって」は「新しさ」と「競技への愛着」(作品のリアリティはここから生まれる)という、優れたスポーツ漫画の特徴を両方備えているために大変面白いわけで、これらを満たす男バレものが出てこないものかといつも思う。セッターとアタッカーの信頼関係とか、めちゃくちゃ上手いのに性格のお陰で評価されないプレイヤー(大森だ)とか、繋ぎまくるチームメイトと身長はないがやたら勝負強いエースとか、逆に身長があるのにダメダメなエースとか(誰とは言わんが)小学校終わったらイタリアに渡る奴とか(若林源三か)色々ネタは転がっているではないか。
編集部に企画出そうって漫画家誰かおらんのか。私の考えでは、既にスポーツものでヒット作を出したことのある漫画家ではダメだ。男バレ版「おお振り」はいつ生まれるのだろうか。

さて、「富豪刑事」最終回である。後半になってやっと刑事達のキャラが活き始めたのに、もったいないことである。特に鶴岡さんのやばい英語は爆笑もの。今回の「うおぉたぁぁ!」は最高であった。
ミッチーはやはり「白い巨塔」の弁護士のような、エリートの悪役がよく似合う。民俗学者は貧乏くさくていかん。
第1話から思わせぶりな登場をしておきながら、結局瀬崎様は存在すら忘れられていたというこのオチ・・・。途中からお笑いキャラ扱いになったので絶対下らない因縁だろう(弁当を間違って食ったとか)とは思っていたが、ここまで一方的な逆恨みだったとは(笑) 今日も布引さんはいい人だったが、美和子を助けるのは西島じゃなく布引さんがよかったなああああ(切望) ああいう場面で飛び込みそうなのは絶対、西島より布引さんだと思う。それにしても「天使のような」美和子ちゃんにああいうお金の使い方をさせるのはいかがなものか。あるいは手下が群がるのは計算に入れてなかったのか?
個人的には2を望むが、その際には誰かブレーンを入れて、トリックの強化を図るように。つか、「火村&アリスシリーズ」ってドラマ化向きだと思うんだがどうだろう。短編は1話完結か前後編、長編はスペシャル2時間で1クールもちます。キャストは特に希望はないが、保坂尚輝あたり火村にどうだ。


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琳 [MAIL]