2002年03月09日(土) |
風邪と二人のビッグショーとあとなんかだらだら |
そう言えば本日は「Soundtrack」の初日でしたなあ。 ここんとこ風邪ひいて寝てたので、うっかりしていたよ・・・。うう、だるいし咳が止まらん(泣) 風邪をひく度に「煙草やめるぞー」と思って、でも治るとまた吸うのですなあ。愚かですなあ・・・。 昨日はNHK「二人のビッグショー」に鹿賀丈史氏と市村正親氏が出て大変喜びました。やっぱり四季のレパートリーは歌えないのかーとちょっと残念でしたけど、「ジキル&ハイド」の歌が聴けてよかった。鹿賀さん声いいのよねーうっとり。今回の三谷芝居では見れなくなっちゃった2ショット(ちょっと違う)で、よかったよかった。ところで、なんか鹿賀さんて、実写版石川五エ門みたいな感じがしませんか?(笑)
全然関係ないけど本日の印象的な文章。森博嗣『そして二人だけになった』(新潮社:P159)より。
「仕事をしているかどうかなんて、人間の価値にはほとんど無関係ですよね?それよりも、呼吸しているかどうか、の方がずっと重要だし、自分の目でものを見ているかどうか、に比べても・・・・・・大したこととは思えない。そうですね・・・・・・、仕事を持っている、というのは、自分でシャツを着ることができる、くらいの価値かな」 「(中略)仕事をする、という行為自体が、そもそも他人に依存しています。経済的に自立している、という言葉もよく耳にしますけど、定義の曖昧な概念というか、ほとんど妄想ですね。経済的に自立しようと思ったら、孤島で一人で暮らす以外にない。社会的な保障を受けることだって、施しの一種なのです。それに、自立なんて何の価値もありません。それとも、乞食のような自立を言っているのか、親から小遣いをもらう子供のような自立でしょうか? サラリーマンもまったく同じメカニズムですよ。そういう意味でしたら、主婦だって、会社の社長のように、旦那さんを働かせているわけですから、立派に自立していますね。とにかく、仕事をしていたら偉いんだ、という考えは時代遅れです」
・・・ちなみにこの台詞を言っているのは、「天才科学者」です。念の為。
|