また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2004年11月11日(木) ホームシック

はいはいホームシックです。たまになります。
「日本の食べ物が恋しい、、、」っていうこともあるんだけど、
なんだろう、今回はちがうなぁ。
もちろん日本食が食べれるにこしたことはありません。

ただ今回はちがう。
なんだろう、なんかことば的に安心したいっていうか、
英語につかれたんですね、きっと。

なんなんだろう、この多言語的環境が気持ちいいと思うこともあるけど、
なんか、とてつもなく面倒くさく感じることもあるのですよ。
「あーめんどくせー、なにいってんのかわかんないよー」って。(笑

うーん、やっぱりいろいろ考えるけど、
将来的な環境としては、
やっぱり英語や中国語や別の言語が周囲にあってもいいけど、
基本的には日本語を中心とした環境、生活環境が望ましいかな。
日本語が基本にあれば、ほかに何語を話してもいい。
ただ、絶対に日本語が中心。
それは何人にも侵されたくない!!
って、そんな感じかな。

気がつくと、去年よりストレスは少ないものの、
同時にあまり熱心でない授業とかも目立ち、
お、いかんいかんと気を引き締めるのでした。

とにかく、あと7、8ヶ月頑張れば待望の学位が取れるわけで、
もう、そういうイメージ、卒業式のイメージに
思いをはせるしかないね。もう少しじゃん?


ちょっと近未来旅行。


イギリスで大学を卒業するのは、
思ったよりもずいぶんと大変だったけど、
いやぁ、よくやったよなぁ。
そう思ってみれば、なんちゃってながら英語もずいぶん上達した。
友達もいろんな国にまたがり、ずいぶん増えた。

英語で本を読むのも、日本語で読むほどリラックスしないけど、
内容が興味のあるものだったら読めるようになったなぁ。
英語のテレビや映画も文字放送の英語字幕があれば
だいたいわかるようになったなぁ。
っていうか、あの文字放送字幕で見る映画がすごく楽しい。

正直な話し、中国語科だと楽に卒業できると思ってたけど、
いやぁ、なかなかそうでもなかったなぁ。
「多言語環境」が好きだからとか、
西洋の東洋理解ひいては日本理解をも了解できるとか、
いろいろ言って、イギリスで中国語をやり始めたけど、
やっぱ、大変だったなぁ(笑

もちろん、他文化、多言語に対する柔軟性は高まったよなぁ。
フランスにも8ヶ月住んだりして、今から思えば、
ほんとよくやったよなぁ。
中国と考え方からなにから文化的に全く違うイギリスで
中国語を英語に翻訳するなんて、本当におもしろい体験だった。


こんな感じかな。
ま、これだけ大きなことで、
自分で何かを決めてそれを成し遂げて、しかも資格がついてくる
っていうことははじめてだなぁ。
あ、今年NLPプラクティショナーの資格をとったのもそうだけど、
それと比べても、期間もぜんぜん長いし、海外生活だし。

とにかく卒業したら、ものすごくすっきりとするんだろう。
ものすごい達成感が生まれるだろう。
そして、その達成感は、
俺自身が将来にもっともっと多くのことを達成していくための
大きな第一歩になるのだろうな。

今回のホームシックは、俺にそんなことを気づかせるために
起こったのかも知れない。


倉田三平 |MAILHomePage

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