こんにちわわ。今日は池袋まで第九を聞いてきました。なにか疲れてたのでテンションを上げるために色々考えてたのですが、考えたすえに出てきたのが(それも第九の前に演奏された曲中で・・・いや聞いてましたけど・・・聞いてたんだけどね?)「モーツアルトってカステラが好き」説。 いったいどこから出てきたのかさっぱり分かりませんが。 休み中、その事について聞いてみるも誰も聞いたことがない(当たり前だ) やはり妄想だったのか?王子ズボンをはきながら素手でカステラをだるそうに食べるモーツアルト・・・。モーツアルトに失礼すぎる。 なのにこの後、調子こいてさらに仕出しの弁当(そんなものあるのか、そもそもイメージで幕の内メニューってどうなんだ)の揚げ物をポリエチレンの袋で猫に取っておくチェルニー。出前といえば宅配ピザ!クーポンをしっかりもっていて、油モノは胃にもたれる年頃の連中(周りに失礼)を差し置いてチーズが生地にまで入っているピザを頼みたいと意気込むリストなど散々な事をいいまくりました。ごめんなさい・・・。 このあと第九を聞きました。好きな部分はともかく長いのでときどき妄想が・・・・。「新撰組がもしフィルハーモニーだったら・・・。」 もう、なにがなんだか、ですがここ連日の黒武の日記の異常さからいえば当然だったようなきがしないでもないですね。あ〜あ。 でも、山銀角と話してるせいで余計もりあがった・・・。 しかし、痛いのが拙者は楽器やら交響楽団の事情やら全然しらないんですよね〜。だから言いたい放題でした・・・。ごめん・・・。 なにかあそこまで盛り上がったんで、箇条書きやらストーリーやらネタだししていきたいです。 じゃ、いきます。とつとつですが・・・。 ジャジャーン!!チャラララ〜! 「新撰組!〜俺達の奏べフレッシュハーモニー〜」(スイマセン・・・ネーミングセンスありません。ハイ!) あ〜プロフィールでも書きます。 近藤 勝太(勇) →コンダクター。自宅は父母ともが先生をする音楽教室をしているなかで成長。自然音楽の道を幼いころから志すも、高校まで普通科に通学。音大指揮科卒業後は市民交響楽団に入るも一度も本番で振らせてもらえない控えにされる。仕事は雑用か練習のための指揮。地味に見えてやや目立ちたがりのため、やりがいを見出せず自らが楽団をたてることを夢見る。 土方 歳三→バイオリン(コンマス)。近藤の親友。土方の義兄彦五郎が所属するご近所吹奏楽団の指導にくる周斎(近藤の父)を通じて勝太と出会う。十代の頃相当荒れて不良になるもやたらのんびりした家族(つーか親戚も兄弟も大量にいるので突っ張るのも馬鹿馬鹿しいほどにぎやかな生活)とギターに助けられて更生。俺にはもうこれしかねえとか勝手に思い込んでギター片手にストリートミュージシャンを決め込んだりするうちにバンド結成。ややナルシストな部分が助長された結果ビジュアル系バンドになってしまう。女子高生にキャーキャーいわれて吉祥寺のライブハウスに出演するも、「俺はこんなことがやりたかったのか?」と疑問を感じ始めた頃、姉に命令され差し入れを公民館に持っていったが運のつき、たまたま来ていた音大生勝太に一目ぼれっゲフンゲフンっ!たまたま周斎のかわりに指導に来ていた勝太と意気投合。クラシックに目覚める。コンサート風景から単純に指揮に憧れるも、これまた単純に(指揮はかっちゃんがやるから駄目で〜)と自分のなかでのみ役割分担をした結果指揮をあきらめる。バイオリンを小学生のとき習うも一ヶ月ともたなかったことを棚に上げて、押入れからバイオリンを発掘。しずかちゃんマスオさんも真っ青な音色をだしつつ多摩川で練習を重ね、執念で音大入学。卒業後、どこのフィルにも入らずっていうか入っても生意気なんで喧嘩して出てきたりと駄目人間ぶりを発揮)自宅で(29になっても実家住まい)バイオリンの先生なぞをしつつ(生徒はおもに子供とおじさんおばさんなので、ロマンスが無いと嘆く毎日)、義理兄のご近所吹奏楽団に所属。変なところで辣腕な才能を発揮してコンサートという名の素人ばかりの発表会の会場をあの手この手で一杯にする。実家はドラッグストアを経営、数点ある店舗でアルバイト店員もしたりしなかったり、薬剤師の兄にこき使われるも頭が上がらない。けど、いつか「音楽の友」の表紙をと夢見てる。 沖田 総司→バイオリン(第一)。いわゆる絶対音階もってるかもしれないかもしれないな人。なんでそんな人間が上の二人とからむんだよって話ですが、その点はスルー。子供の頃から近藤音楽教室に通い、高校は音楽の甲子園普門館にも出場、当然のように音大進学。ただいま音大生(19歳ですから!)、教授にも目をかけられてるかもしれない才能を発揮。無邪気な性質そのもので得意はモーツァルト。毒舌はもっと得意。近藤音楽教室つながりで日野のご近所吹奏楽の人たちとも懇意にしてます。音大の交流で知り合った藤堂平助とはマブダチ☆ 山南 敬助→ホルン(アルトホルンとかユーホニュームなど金管がいいなあ〜どうなんだろ。他に当てはまるもの募集!)。藤堂平助と同大学卒業。ストレートで音大入学。初めは指揮科受験するが、在学中に路線変更ホルン奏者へ。この経験がのちのちも彼を只者でない奏者とするが〜あからさまに土方との不和につながるなこりゃ!「○○君、そこは半音違うようだけど調律にでも出しますか?」とか親切のつもりで言ってしまううっかりやさん。平助つながりで日野の素人発表会で指揮をする近藤の姿に出会う。奏者たちとも一体となる近藤の指揮に感動、この人の下で吹けたら・・・とか思う某市フィル所属ホルン(本番でも吹いてます・・・)。新撰組〜フレッシュハーモニー〜発足後、記念公演「池田屋公演」を故意に欠席、それが原因で日本音楽界を去ることに。この欠席には謎が多い。 長いよ・・・。じゃ、ほか(酷っ!)は楽器だけね。(土方だけ異常に長い・・・これが愛の差か〜。) 永倉新八→チューバかトランペット。チューバなら重くてでかくて、そのくせステージの端っこで目立たないことを気に病みつつ練習は真面目。楽器はアレだけど、上手さでいったら一流。でも、楽器がね〜。目立たないが、奏者人口が少ないので息が長い。 原田左之助→コントラバス。基準はデカイのがいいから。小さなつづらと大きなつづらなら断然大きい派。見た目は苦みばしったいい男なのでだまって演奏してるとファンが殺到しそうだが、話すと台無し。 藤堂平助→第二バイオリン。他にいい楽器ありますか?池田屋公演にて降ってきたライトにあたり危篤状態に!「傷は浅いぞ!死ぬな平助ー!!」近藤の叫びもむなしく・・・いやいや平気でした奇跡的に回復。ただもうライトの真下は嫌かも。 井上源三郎→ティンパニー。絶妙のタイミングを心得ている打楽器奏者。 力強くかつまろやかな音色そのままに、え〜とシンバルとかトライアングルとかやってる役ってなんてーんだ・・・まあ、あれをやってる周平を気長に育てる心優しき保護者役。「なんでもっと練習しない!!」(大河ネタ)と沖田に周平はボコボコにされるが源さんがとりおさえます。 斉藤一→オーボエ・・・(前列にすわってるのに音が小さい)はあんまりなのでフルート。金管かとおもいきや木管楽器分類というわけ分からないどっちつかずぶりが、動物でも鳥でもないと仲間に入れてもらえないこうもりの様なのでフルート・・・。ごめん斎藤。いっぱいいて一見目立たないが腕は一流ソロもいける。何処に居る?!と探すもなかなか見つからない、「斎藤の奴どこにいやがる!」居ました・・・最前列に。 山崎丞→クラリネット。たくさんいるので注目を浴びないが、誰が何を(主に楽器を)ふっ飛ばしても次の楽章までには手元に楽器がもどっているのはかれのおかげだ・・・。(ってどんな演奏会よ) 島田魁→ビオラとかセロ(ごめんチェロってはじめでなかったよ・・・これじゃゴーシュだよ。ビオラもヴィオラってでなかったし。古いよ私。)かなあ〜中間管理職で目立たないけど大切ってところかな。デカイのに小さい楽器をもたせてもいいな〜。なんかいいのありませんか? 伊藤甲子太郎→ピアノ。ショパンコンクールに(書いてて自分でもうさんくささ爆発を感じます。)優勝したとかしないとかっていうか出場したのかしないのか、その辺微妙だがかなり親派も持つ実力者。 芹沢鴨→指揮。子分を連れてる、新見はバイオリンね。(私の鴨への関心の薄さが見て取れる説明だなあ。) 今日話したことにまだ追いつきません。上手くかけない自分が悲しい。 池田屋公演。まぼろしの公演と後々に語り継がれることになる迷公演。 発足まもなく不祥事ばかりを引き起こす芹沢鴨以下が脱退してから初の大きな公演であった。というのも、天才音楽家吉田虎次郎(松蔭)が某一流音大教授から下野、発足した松下村フィルとの合同演奏会という名目だったのである。互いに市井で音楽のすばらしさを広めようとするもの同志ということ、地元を拠点に新設楽団をつくったという共通点から取り決められた公演であったが。しかし、練習を重ねていくうちに両団体ともあくが強すぎたため、他団体となじむことが出来ないことが判明してゆくのだった。 新撰組側は音大出はいるものの所詮寄せ集め、大半は吹奏楽部レベルが精一杯。しかし団結力でカバーという特待をとらない甲子園出場校のような、合言葉は根性な気風があったのに対し、松蔭側は天才音楽家吉田虎次郎に磨かれまだまだ躍進の可能にみちた若き奏者たちが大半で「根性」とか汗臭言葉よりむしろインテリで神経質でノーブルな気質をしていた。そのくせ、大人であれば心得ている常識をすっとばした横並び気質が新撰組には気に食わなかった。そういった食い違いが爆発したのが正に池田屋公演だったのである。 あ〜めんどくせえ! →階段落ち。指揮に熱中のあまりステージからまっさかさまに客席に落ちる近藤。 →喀血。げふう!げふう!最近風邪気味だな〜なんて思ってたら結核だった沖田。口から血を流しつつ演奏。前にすわる松蔭側高杉晋作の後頭部に血をふっかけるだけでも高杉の怒り心頭だったにもかかわらず、とうとう中盤で彼の愛器ストラディバリウス(もうなにがなんだか)に喀血をぶっ掛けてしまうのだった・・・。つーか高杉に結核もうつした・・・。切れる高杉に場内騒然。 →藤堂の額の傷。第二バイオリンで一生懸命に演奏する平助に悲劇が!公演の終盤になって頭上のライトがぐらぐら来ているのに気がつくも、演奏を止めてどくことも、ちょっとづつイスごとヅレようにも前も後ろも右も左もギュウギュウのバイオリンではどうする事もできず、冷や汗をかきながら演奏を続ける。しかし、やっぱり落ちるものは落ちるのだった・・・。重さ20キロのライトを思い切り額でキャッチしてしまう平助・・・あたりは血の海に。その後平助は一時的に記憶喪失に!痛々しい額の傷とともにのナッシング・バット・平助とばかりに落ちてきたライトは公演後も彼を苦しめるのだった・・・。「傷は浅いぞ平助ー!!」泣き叫ぶ近藤、集まる新撰組のメンバー。演奏は一時中断に。(でも、その後も続行しました。) 素敵な迷公演の情報お待ちしてます。 ネタ的にかかせない展開としては、近藤さんにやたらと怪我やらなんやらで指揮棒が振れない危機を経験していただきたい。もう、これで主人公の腕が故障しなかったらウソだって位の野球漫画のノリを採用。 交通事故→除夜の鐘を突きに行って初詣の帰り道、家族水入らずと思いきや何故か居る土方に「俺はいつか楽団を作りたいんだ・・・」とか語っちゃって「なーんてな!」とかいって照れ隠しとばかりに変に身をひねって、うっかり車道へ、無常にも豪速でやってきた自動車にはねられてしまうのだった・・・。「かっちゃーーーーーん!!」(お前は「タッチ!」の朝倉南かよ)(幸い近藤さんは右腕骨折右肩脱臼ですみました・・・よかった「タッチ!」の和也にはならなかった。) 今更現れる後遺症→もう、本人も交通事故のことなんてわすれた頃に腕の異常を感じ始める近藤。痺れがやがて痛みに・・・。「とし・・・俺はもう振れないかも知れない。」近藤の衝撃の告白に土方は!? まだ口があるワイ!→右手の握力がなくなってしまう近藤。心配する面々に「まだ左手がある!」俺は体が動かなくなってもいい。振れるときまで振りつづけたい・・・。左手も動かなくなったらどうする気なんだ。 腱鞘炎→猛特訓が続く新撰組。「うっ!」呻く近藤に駆け寄る土方。「あんたいい年なんだから無理すんなよ。」口では憎まれ口ばかりですが心配なんですよ?土方さんは。そもそもお肌の曲がり角なんぞ心配して年齢を感じてるのはあんたです。「流石に一晩オセロを続けるのには無理があったか・・・」コンピュータ相手に一晩中オセロをして腱鞘炎をおこす近藤に土方は激怒!またしわが増える。 なにかいい故障方法をご存知の方!お待ちしてます! 山南脱走・・・。 池田屋公演にも出演しなかった山南。実は食あたりで他意はなかったとはいえ、散々ないろんな意味でありえない結果に終わった池田屋公演に出なかったことは後々まで尾を引くことになるのだった・・・。罵声はとぶは血しぶきはあがるは楽器が飛び交う異常な修羅場をくぐったもの達は結束を固めてしまった・・・組のなかで浮いている自分に気がつく山南。譜面から消えていく自分のパート・・・。しかも昨今の風潮とはいえドンドン色物になっていく新撰組に我慢の限界が・・・。 ある日無断でコンサートを欠席する山南。しかし控え室には置手紙が・・・「前略 和民にいます。 敬具」無断欠席などあってはならないこと、ホルンとはいえ人数は限られてる上彼はパートリーダーである。けしてあってはならない事だった・・・「団を脱すること許さず」とりあえず無断でなければ法度にはふれないにも関わらず置手紙という中途半端な脱走。これは山南の賭けだったのだろうか・・・。あのころの(いつのだよ)新撰組に戻すことが出来たらという願いだったのだろうか。 山南を探しに出た沖田・・・。和民にホントにいるのだろうか・・・。 店内にはいると沖田が気がつく前に山南から声をかけたのだった。「沖田君ここだよ。」山南は彼女連れだった・・・。彼女の名は明里、あとから聞いた話ではクラシックはからっきしだが山南さんのうんちくを聞くのが何よりも好き。好きな番組は水曜放映「トリビア」であった。「へ〜」ボタンをホントに持ってるという人に初めてであって沖田は感動するも、自分の使命を思い出すのだった・・・。山南は沖田と一晩のみ明かす。この人には止めてほしくない。沖田がそう思うも、鉄の掟は掟。山南も覚悟をしてのことだった・・・。でも、甘かった・・・。悪夢はこれからだったのだ。 恐怖の掟!裏切り者には・・・。 士道不覚悟!→楽器を目の前で破壊される。楽器と奏者はもはや憑依合体一心同体、目の前でぶち壊される楽器に心まで砕かれて音楽界を去るはめになる恐ろしい処刑。バイオリンであれば振り回された挙句どこかに叩きつけて割られ(ベキン!)フルートは膝でくの字に曲げられ(グニャリ!)、コントラバス・セロは背負い投げよろしく地面にたたきつけられる(ベンガルガルルルゴキン!)。山南さんの場合はホルンを真っ直ぐにされた挙句、への字に折り曲げられ、「スイスでヨロレリヒーとかいってろ。」といわれるのだった・・・。あの長い木製と思しきヨーデルに欠かせない楽器もホルンだから、それでも吹いてろというあらゆる方面に失礼な発言だった・・・。複雑にぐるぐると円を描くホルンの金管を素手で真っ直ぐに伸ばす土方の形相はまさに鬼であった・・・。あんな酷いことをするなんて土方は鬼だ・・・誰もがそう思うのだった。でも土方も心では泣いていたのだ、山南自身はともかく彼のホルンの音が大好きだったから・・・。 その後山南さんは日本の音楽界から消えた。でも数ヵ月後にエアメールで手紙が届きます。近藤に。スイスにホントに行った山南は、ホントにあっちのホルン奏者になったのだった・・・。添えられた写真には明里と一緒にアノ笑顔を浮かべる山南が。僕の求めるものはここにあったとかなんとか山南さんには幸せになってもらいたい。 すいません。最後オーケストラネタじゃなくてただの新撰組ものでした。 いや、すいません。 ネタお持ちしてます。
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