Dance日記帳
モクジ|キノウ|ヨクジツ
此処最近のBGMはMonkey Majikの『Fly』。 懐かしいような、切ないフレーズが好きで好きで。
そう言えば、物心ついた頃から、私は「切ない」ものばかりを追い求めているようだ。 音楽については其程究めている訳ではないので言及はできない。 唯、間奏だったり、サビのフレーズとかが、胸の奥底に届くものが堪らなく好きなのだ。 其れがピアノの場合もあれば、ギターだったり、ヴォーカルだったりもする。
思い出せば、まず一番最初に出会った「切ないフレーズ」はGodiegoの『ガンダーラ』のイントロと間奏だったように思う。 今では想像できないと思うが、バレエ少女だった私は、学校の仲間がジャニーズに夢中の10代であっても、黙々とクラシックを聞いていたのだ。
その後、NY留学直前に出会ったのはAnita Bakerの『Sweet Love』。 ジャズダンスを始めた頃で、ちょうどR&Bに目覚めたのもこの頃。 NYに渡ってからは、それこそ次々と名曲に出会い、その一曲一曲にあの頃の風景や思い出がつまっている。 この時代の思い出の曲を羅列していたらきりがない。
最近になり椎名林檎の「切ないフレーズ」に目覚め、どっぷり浸かりこんでいる現状。 椎名林檎がロックだと勝手に決め込んでいたものだから、彼女のリリカルな曲に出会った時の衝撃は大きかった。 その代表的な曲が「茜さす帰途は照らされども・・・」という曲だ。 切なくて、胸が痛くなるようなピアノのイントロやブリッジを耳にした時に「ああ、此なんだ。」と泣きそうな気分になったのを覚えている。 他にも『メロウ』『落日』などは何度聴いても聴き足りないほどだ。
仕事柄、音楽は好き嫌いなく何もかも聴きまくる。一切の節操もない。 そして、此の様に突然出会うのだ。
さて、次はどんな「切ないフレーズ」の曲に出会うことができるのだろうか。
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