月。
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あの日 ほんとうのことを話していたら 彼は傍に居てくれただろうか
苦しい想いを 心に抱えることが出来なくて いつも彼に全てを話して来ていた
けれど 打ち明けられない秘密を持ったことで 心も 身体も 許せなくなってしまった
あの時は 自分の犯した罪が どれほどの重みを持つかなんて 考える余裕もなかった
気が遠くなるほどの時間が過ぎようとも 色濃くなってゆくだけのこの想いには終わりはないのだと思う きっと 減ることもないのだと思う
はなればなれになることしか 選べなかった私には 何が出来るのだろうか
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